
1,same/Hound Dog Taylor & The Houserockers (Alligator) 1LP 100円
70年代の後半、当時ブルースに力を入れていたトリオ・レコードがアリゲーター・レーベルの諸作をまとめてリリースした時のことははっきりと覚えています。目玉はフェントン・ロビンソンの新録で他にココ・テイラー、ビッグ・ウォルターそしてこのハウンド・ドッグ・テイラーをまとめて買ったのを思い出します。
意外にもソウルっぽいツクリも感じられたフェントンも良く聴きましたが、衝撃と云う意味ではこのハウンド・ドッグ・テイラーが一番、ダーティと云う言葉以外浮かばないギターにボーカルにバンドサウンド、それはそれはヤラレました。
アリゲーター・レコードの社主ブルース・イグロアがこのハウンド・ドッグのレコードを作りたくてこの会社を立ち上げたというのは有名な話。シカゴ・サウスサイドの場末のクラブでBrewer Phillipsのサイド・ギター、Ted Harveyのドラムスからなるハウス・ロッカーズを率いて長い首をふりふりギャンギャンとスライドギターを弾きまくり咆哮をあげているハウンド・ドッグの日常をそのままスタジオに持ってきたプロダクションは大正解で世界中のブルースファンにハウンド・ドッグ・テイラーの名を知らしめた一作となったのが本盤でした。スタジオ作をもう1枚にライヴを1枚残して本盤制作から4年後の75年に癌の為他界。日本で本盤がリリースされた時にはすでにこの世にはいなかった......のです。
今回入手盤もそのトリオからの国内盤、後藤一之さんのライナーは71年にブルース・イグロアに連れられ行ったシカゴ・サウス・サイドのクラブでのハウンドドッグとハウスロッカーズの迫真のライヴ・リポートになっています。
Hound Dog Taylor "Wild About You Baby"
Hound Dog Taylor and The HouseRockers - Roll Your Moneymaker
Hound Dog Taylor & the Houserockers [Full Album: 1/4]
2,Early in the Morning/Elmore James (Trio) 1LP 100円
上掲ハウンドドッグ盤でライナーを書かれていた後藤一之さんによる素晴らしすぎるイラストのジャケットに包まれたトリオ・レコードが発売していたModern/RPMのマスターを使った「ブルース・グレイト・エッセンシャル」シリーズの一枚。これはそのVol.1で53年~56年録音を集めたエルモア・ジェイムズの単独盤。
私等はKentからのLPで聴き込んだ音源ですね。
Side A
1.Hawaiian Boogie
2.Make A Little Love
3.Sho Nuff I Do
4.Early In The Morning
5.One More Drink
6.Strange Kinda Feeling
Side B
1,Make My Dreams Come True
2.Late Hours At Midnight
3.Elmo's Shuffle
4.Can't Stop Lovin'
5.Quarter Past Nine
6.Hawaiian Boogie Part 2
こちらにその「ブルース・グレイト・エッセンシャル」シリーズのジャケットと内容が載っています。

Hawaiian Boogie - Elmore James Jan 52 Flair 1011
ELMORE JAMES - Early In The Morning (1953) Chicago Blues Slide Guitar Legend
ELMORE JAMES - STRANGE KINDA' FEELING - FLAIR
3,The Best of John Lee Hooker (Vee Jay) 1LP 100円
Vee Jayから62年にリリースされたジョン・リー翁のベスト盤。入手盤は87年にファンハウスからリリースされた日本盤。この時のシリーズ「Vee Jay Blues & Pops Series」は凄くて3回に分けて計30枚ものタイトルが出されました。Vee Jayの録音盤は60年代から何度も出されていましたがこれだけまとまって出たのは初めてだったはず。しかも、驚くことにLP/CDの両方リリースです。まさにLPからCDへの移行期の産物。はて、どんだけ売れたのでしょうか?
Side A
1,Dimples
2,Boogie Chillun
3,Little Wheel
4,Crawlin' King Snake
5,No Shoes
6,Tupelo
Side B
1,Drug Store Woman
2,Boom Boom
3,Hobo Blues
4,I'm In The Mood
5,Whiskey And Wimmen
6,Dusty Road

John Lee Hooker - Dimples - 1964 45rpm
John Lee Hooker - Dusty Road
Drugstore Woman by John Lee Hooker
70年代の後半、当時ブルースに力を入れていたトリオ・レコードがアリゲーター・レーベルの諸作をまとめてリリースした時のことははっきりと覚えています。目玉はフェントン・ロビンソンの新録で他にココ・テイラー、ビッグ・ウォルターそしてこのハウンド・ドッグ・テイラーをまとめて買ったのを思い出します。
意外にもソウルっぽいツクリも感じられたフェントンも良く聴きましたが、衝撃と云う意味ではこのハウンド・ドッグ・テイラーが一番、ダーティと云う言葉以外浮かばないギターにボーカルにバンドサウンド、それはそれはヤラレました。
アリゲーター・レコードの社主ブルース・イグロアがこのハウンド・ドッグのレコードを作りたくてこの会社を立ち上げたというのは有名な話。シカゴ・サウスサイドの場末のクラブでBrewer Phillipsのサイド・ギター、Ted Harveyのドラムスからなるハウス・ロッカーズを率いて長い首をふりふりギャンギャンとスライドギターを弾きまくり咆哮をあげているハウンド・ドッグの日常をそのままスタジオに持ってきたプロダクションは大正解で世界中のブルースファンにハウンド・ドッグ・テイラーの名を知らしめた一作となったのが本盤でした。スタジオ作をもう1枚にライヴを1枚残して本盤制作から4年後の75年に癌の為他界。日本で本盤がリリースされた時にはすでにこの世にはいなかった......のです。
今回入手盤もそのトリオからの国内盤、後藤一之さんのライナーは71年にブルース・イグロアに連れられ行ったシカゴ・サウス・サイドのクラブでのハウンドドッグとハウスロッカーズの迫真のライヴ・リポートになっています。
Hound Dog Taylor "Wild About You Baby"
Hound Dog Taylor and The HouseRockers - Roll Your Moneymaker
Hound Dog Taylor & the Houserockers [Full Album: 1/4]
2,Early in the Morning/Elmore James (Trio) 1LP 100円
上掲ハウンドドッグ盤でライナーを書かれていた後藤一之さんによる素晴らしすぎるイラストのジャケットに包まれたトリオ・レコードが発売していたModern/RPMのマスターを使った「ブルース・グレイト・エッセンシャル」シリーズの一枚。これはそのVol.1で53年~56年録音を集めたエルモア・ジェイムズの単独盤。
私等はKentからのLPで聴き込んだ音源ですね。
Side A
1.Hawaiian Boogie
2.Make A Little Love
3.Sho Nuff I Do
4.Early In The Morning
5.One More Drink
6.Strange Kinda Feeling
Side B
1,Make My Dreams Come True
2.Late Hours At Midnight
3.Elmo's Shuffle
4.Can't Stop Lovin'
5.Quarter Past Nine
6.Hawaiian Boogie Part 2
こちらにその「ブルース・グレイト・エッセンシャル」シリーズのジャケットと内容が載っています。

Hawaiian Boogie - Elmore James Jan 52 Flair 1011
ELMORE JAMES - Early In The Morning (1953) Chicago Blues Slide Guitar Legend
ELMORE JAMES - STRANGE KINDA' FEELING - FLAIR
3,The Best of John Lee Hooker (Vee Jay) 1LP 100円
Vee Jayから62年にリリースされたジョン・リー翁のベスト盤。入手盤は87年にファンハウスからリリースされた日本盤。この時のシリーズ「Vee Jay Blues & Pops Series」は凄くて3回に分けて計30枚ものタイトルが出されました。Vee Jayの録音盤は60年代から何度も出されていましたがこれだけまとまって出たのは初めてだったはず。しかも、驚くことにLP/CDの両方リリースです。まさにLPからCDへの移行期の産物。はて、どんだけ売れたのでしょうか?
Side A
1,Dimples
2,Boogie Chillun
3,Little Wheel
4,Crawlin' King Snake
5,No Shoes
6,Tupelo
Side B
1,Drug Store Woman
2,Boom Boom
3,Hobo Blues
4,I'm In The Mood
5,Whiskey And Wimmen
6,Dusty Road

John Lee Hooker - Dimples - 1964 45rpm
John Lee Hooker - Dusty Road
Drugstore Woman by John Lee Hooker
一時期はそればっか聞いていたんですが....
今度ローソンが中古レコードをオープンとか
また時代が来ますかねぇ。
渋谷には大型店といっていいレコファンのBeam店が結構以前からあって、レコードの在庫はきわめて豊富ですが私なんぞは触手が伸びるようなものはほとんどないのです。
レコファンは他店舗をどんどん閉店させていながらもここは残こしているということはそれなりには売り上げがあるのかな。
いずれにしても今この時代にアナログ大型店をオープンさせるってちょっと驚きです。この分野はDUが一人勝ち状態ですが、DUはそれだけの企業努力をしているからこその成果なのですが、はて、敵うほどの知識と見識を持ったスタッフをそろえられるのか? 見合った在庫を確保できるのか? 適正な価格を見定められるのか? 見ものですね。云ってはなんですがレコファン程度だったら先は見えているような気がします。
在庫が増えるわけでもなく
コレクターの処分にたかっているような状態
軍艦島を掘り返すようなものですかね。
それとも何かの盛り上がりを感じているんですかね?
田舎にいると指をくわえてみてるだけですが....(苦笑)
私のような古参者には判りませんが、そう感じている人がいるのでしょうね。
最近でも渋谷(三茶)のフラップ、神保町のターンテーブルなんてとっても良心的なお店が閉店したというのに......。
中古レコードの大型店というと今もデパートとかSCで時折やってる合同セールと大同小異の品ぞろえと価格を思い浮かべてしまうのですが。ひょっとしたら欧米からの現地買付品が主になるような気もしますね。ターゲットをどこに置いているのか、どんなジャンルに力を入れるのか? 興味深いです。