JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

蔵王自然の家 10月家族のつどい

2013-10-05 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
10月5日(土)から6日(日)にかけて、宮城県蔵王自然の家『10月家族のつどい』が開催されました。
というか、今、まさに開催中です。
「蔵王の自然の中で、親子が体験活動に親しむことをとおして、ふれあいを大切ににしながら絆を深める。」という趣旨のもと行われている『10月家族のつどい』、このイベントの1日目の午後のプログラムの一つに、我々JASAファームのポニーたちが参戦しました!

ちなみに蔵王自然の家は、我々が今夏に『夏休み蔵王JASAファームキャンプ』を実施したところでもあります。
約1ヵ月半ぶりの蔵王、楽しみにして行ってみると…


て、天気が悪い
夏の悪夢がよみがえってきますな(夏のキャンプは雨にたたられたのです)。
あれ…、ボクらのせい?
などと思っていたのですが、最初だけ少し霧雨が降っただけで、あとはなんとか雨に降られずに済みました。
よかった~!!
ボクらのせいではないですね

とりあえず霧雨の中、みんなで事前の乗り運動をしています。
ちなみにこの日もおなじみのサクライさん夫妻がお手伝いに来てくれました。
いつもいつもありがとうございます!


さぁ、というわけで、乗馬体験タイム!
この日の参加者は30家族100人でした。


まずはあたろうからポニーについてのお話。
顔を見ていると、みんなからのワクワクが伝わってきます。


初めてポニーに乗るという人もたくさんいました。
「とっても楽しみにしてた!」という話をたくさん聞けたことが、何よりもうれしいです!


乗る時は出来るだけ自分の力で飛び乗ってもらいました。
子どもはもちろん、大人にもがんばってもらいます。
子どもがどんなことにチャレンジしているかを、肌で感じてもらいました。
簡単じゃないでしょ?
ちなみに写真は蔵王自然の家の職員である佐藤先生です。






手放し、速歩(はやあし)、ポニーのお尻からの飛び降りなど、短い時間でしたがいろんなことにチャレンジしてもらいました。
乗る前は不安そうな表情の子もいましたが、コースを2周回ってくると、たくさんの笑顔を見ることが出来ました。
少し難しいこと、少し怖いことに挑戦し、達成できた時の喜びというものを、ポニーを通じて体験してもらうこと。
我々JASAファームが大切にしていることの一つです。


保護者の方々にも、子どもたちと同じことをしてもらいました。
見るのと自分でやるのとは大違い。
「簡単そうにやってたけど、子どもはこんなことしてたんだ。すごいな。」
あるお父さんがつぶやいたひと言です。
子どもと体験を共有し、そしてそのことについて話をしてもらえたらなぁと思っています。
まぁ、子どもよりも大はしゃぎしている親御さんもたくさんいましたが


ポニースクールに参加してくれたこともあるゆうとくん一家も参加していました。
なんと右腕骨折中(!)にもかかわらず、速歩もお尻からの飛び降りも難なくクリア!
やるじゃん!!


お父さんもこの笑顔
(写真が暗くてゴメンナサイ)
子どもたちに、そしてみんなに笑顔を届けるため、これからもJASAファームはポニーをいろんな所に連れて行きますよ!!!

PON

第八弾 榴岡公園

2013-09-24 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
9/24(火)は榴岡公園にノーマンとティアラを連れて行きました!
今日も本当にたくさんの方がポニーのもとを訪れ、ふれあいや乗馬を楽しんで下さいました。


保育園ワタキューキンダーハイムのみなさんが遊びに来てくれました。
いつものことながら、ティアラちゃん大人気


















本当に素敵な笑顔がいっぱい!!
たくさんの方々に笑顔を届けるためにポニーたちを連れて行っているのですが、毎度毎度、こちらがたくさんの元気をもらっています。
ポニーに乗った子どもが笑顔になれば、それを見た大人が笑顔になれます。
子どもたちに笑顔があふれる社会を作りたいですね。

またこの日は榴岡天満宮で「天神様でみんなの市」があり、そちらに足を運んだ方々も訪れて下さったようです。
毎月24・25日に行われていますので、明日お時間のある方はぜひ!






夏前に比べて、本当にリピーターの方が多くなった榴岡公園。
ポニーたちやボクたちのことを覚えてくれていて、「また来たよー!」と笑ってくれることが本当にうれしいです。




ポニースクール参加者もやって来てくれました。
ゆうかちゃん、そしてお母さん、最後までお手伝いありがとうございました!


そして今日は2人の子が長~く滞在して、ポニーとのふれあいをたくさん楽しんでくれました。






まずはタクマくん。
お母さんは以前、あたろうやデイヴと一緒に活動していたことがあるそうです。
タクマくんはポニー乗馬経験者だけあって、本当に上手に乗っていました。
自分で手綱を握ったりもしていましたね。
素敵な笑顔をたくさん見せてくれました。






そしてもう1人は、前回の榴岡公園の時にいーっぱい乗ってくれたアヤカちゃん。
2日前にはJASAファームにもやって来てくれました。
そしてこの日も、たっぷりとノーマンを満喫。
こんなにポニーのことが好きになってくれて、本当にうれしいです!
また遊びに来てくださいね。
2人とも、また会えるのを楽しみにしていますよ~!


とにかく、たくさんの方々から楽しみにしていましたというお言葉をいただけることが、何よりも励みになります。
ボクたちも毎回楽しみにしているんですよ!
ぜひまたポニーたちに会いに榴岡公園へ、そしてJASAファームへお越し下さい。
お待ちしております!!!

最後になりましたが、サクライさん、いつもいつもお手伝いありがとうございます!!

PON

第七弾 榴岡公園

2013-09-11 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
みなさん、お待たせしました!
9/10(火)は、およそ2ヶ月ぶりに榴岡公園にポニーを連れて行きました。
この日はたくさんの方がポニーに会いに来て下さったのですが、何より印象的だったのは…
「待っていたんですよ。」
「子どもがずっと楽しみにしていたんです。」
「やっと会えた!」
などなど。
みなさんが楽しみにしていてくれたという話をたくさん聞くことができました。
夏の間はポニーたちを「夏休み蔵王JASAファームキャンプ」に連れて行っていたため、榴岡公園には連れて来ることができなかったのです。
すみませんでした
9月からまた再開です!

中でもこの日、一番楽しんでいったのは、前の記事でも紹介した…


アヤカちゃんです!
この日の滞在時間は、何と4時間。
だから…


こんなことや、


こんなこともしちゃいました。
ノーマンを満喫です。

ちなみに左に写っているのは、いつもJASAファームのお手伝いをしてくれるサクライさんです。
本当に助かっています。
ありがとうございました!




近隣の保育園のみんなも楽しみにしてくれていました。
写真は五城保育園のみなさんですかね。
ティアラにニンジンあげをしてくれて、大盛り上がりでした。

さて、それではノーマンとティアラに会いに来てくださったみなさんの、素敵な笑顔をどどどーんとどうぞ!
































この日は本当に幅広い年齢層の方がノーマンに乗ってくれました。
いつかは馬に乗ってみたいと思っていて、ようやく夢がかなったと言って下さった方。
もう何度も榴岡公園に来て、乗ってくれている子。
最初は泣くほど怖がっていたのに、最後には満面の笑みで乗ってくれた子。
子どもと一緒に乗ったら、子ども以上にはしゃいじゃっているお母さん。
乗馬経験者も何人か訪れてくださいましたが、以前通っていた乗馬クラブが津波の被害にあってしまい、それ以来馬には乗っていないという方もいらっしゃいました。


アリマさんもそんな方のひとりでした。
何度もノーマンに乗り、最後には乗馬経験豊富なサクライさんによる乗馬教室になっていましたな
「本当に久しぶりに馬に触ったよ。やっぱり馬っていいなぁ…。」
優しい顔でノーマンをなでる姿に、思わずぐっときてしまいました。
ぜひ、またいらして下さい。
お待ちしています!!


最初は泉ヶ岳で、次は榴岡公園で乗ってくれて、ポニースクールにまで参加してくれたりゅうせいくんも来てくれました。
「ずっと待ってたよ。」
…ありがとう!

それではりゅうせいくんの雄姿をどうぞ!


とぉ!


すごい髪


えいっ!(側方回転降りという降り方です。)
さすがはポニースクールっ子!!


多くの方に「もっと来る回数を増やせないんですか?」というお言葉をいただきました。
本当にありがたいことです。
たくさんの方に笑顔を届けるため、これからもがんばっていこうと思います。
またのお越しをお待ちしております!!!


今後の榴岡公園の予定については、随時ブログでアップいたしますので、こちらをチェックして下さい。
なお、現在決まっている予定についてはこちらをどうぞ。

榴岡公園

2013-09-10 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
朝から榴岡公園に来ています。

写真の女の子はアヤカちゃん。
馬が大好きな4歳児。

馬に乗れるところはないかしら…

ママがインターネットで調べ、今日のこの場所にたどり着きました。

幼稚園をお休みし、七ヶ浜町から来てくれました。

とにかく、お馬さんが大好き!
ノーマンの背中に寝転んだり、お尻に抱きついたり、足の裏(蹄)を撫でたり…。

怖がらないのがコワい…と言う感じです。


そしてなにより、ママが素晴らしいと思います。
子どもの好きなコト、興味を示したモノに、とことん付き合う。
10時過ぎには公園に来て、2時過ぎまで。

もう帰るよ、とか、いい加減にしなさいとか、一切言いませんでした。
ずっと笑顔の親子でした。

自分(大人)の都合で、子どもの成長の機会や成長の芽を摘んでしまうことって、あるのではないでしょうか?

大人は、子どもの成長に責任を持たなければいけないと思います。

無駄なことは何もない。
何もしない、させないことが、モッタイナイ。
本当に頑張らなくてはいけないのは、大人ですよね。

あた

南吉成児童館

2013-09-07 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
9/7(土)は「子ども・被災地支援プロジェクト」の一環として、南吉成児童館にポニーたちを連れて行きました。


題して「ポニーとあそぼう!」。
みんな楽しみにしてくれていたようで、ポニーの姿が見えると、おおはしゃぎしている子もいました


小学生、幼稚園児合わせて、およそ50人くらいの子どもたちが集まってくれました。
まずは館内で、あいさつとポニーの周りではどんなことに気をつけなければいけないかについてのお話をしました。
みんな、真剣ですね

さて。
数日前から天気予報がころころ変わり、こちらも毎日やきもきしながら過ごしていました。
そして当日の予報も微妙…。
朝から霧雨が降ったりやんだり。
でも館長先生からは「10時になったらやみます!」との、心強いお言葉。
すると…雨があがりました!!
さすがは館長先生

というわけで、ポニーに乗るぞー!!


今日連れて行ったのは大きなノーマンと小さなパトランです。
ほとんどの子は両方のポニーに乗りました(こんなに大きくても、ノーマンもポニーなんですよ)。
子どもたちは2頭のポニーの背中の上で、どんなことを感じたのでしょうか?


初めて乗る子もそうでない子もいましたが、もちろんこの2頭に乗るのは初めて。
やっぱりドキドキです。
ポニーにまたがる時も、できるだけ自分の力でがんばります。


みんないい笑顔!!
乗る前は緊張していた子も、ポニーの背中にまたがると笑顔になりました。
この笑顔が見たくて、我々はいろんな所にポニーを連れて行っているのです。


手放しだってしちゃいました。
ゆらゆら揺れるポニーの背中の上だけど、みんな上手!

2回目では速歩(はやあし)にも挑戦しました。
速歩はジョギングくらいの速さです。
それでもみんな怖がることもなく、きゃーきゃー言いながら乗っていました。
二人乗りをした親子も何組かいましたが、たいていお母さんの方がきゃーきゃー言っていましたね




もちろん、先生方にも乗ってもらいます。
子どもたちがどんなことをしているのか、どんな風に感じているのかを、体験していただきました。
見ることと体験することの間には、大きな隔たりがあると思います。
実際やってみて、初めてわかることがたくさんあります。
ぜひ先生方や親御さんにも乗っていただき、そしてお子さんたちとその感覚や気持ちを共有していただきたいと思っています。
それにしても…館長先生、楽しそうでしたね

最後に「ポニーの気持ちになって考えてみよう。」というお話をさせていただきました。
どんなことをされたらうれしいかな?
どんなことをされたらイヤかな?
言葉を話すことができない動物と接するには、想像力や思いやりの心が不可欠です。
こういった「相手を思いやる気持ち」を育てることは、いずれ人に対する思いやりの心につながると、我々は考えています。

とにかく、たくさんの笑顔に出会うことができました。
これもポニーのもつ力だと思います。
JASAファームにはポニーの他にも、アルパカやミニブタがいます。
動物たちに会いに、そして笑顔に会いに、どうぞ足をお運び下さい。

最後に南吉成児童館の皆様、お呼びいただきありがとうございました!!