JASAファームでの出来事

(社)日本動物支援協会(JASA)=Japan Animal support Association=

子どもも大人も…

2013-08-26 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
25日(日)は、ポニー3頭とアルパカ2頭で、南相馬市にお出かけしてきました。

「原町保連 親と子の集い」です。

場所は南相馬市原町区。市立原町第二小学校。


震災前までは、市内の水無川河畔公園で行われていた、市内3保育園の合同行事でした。

昨年は、震災の影響もあり屋内での開催でした。


今年は除染の済んでいる小学校の校庭と体育館(暑さをしのぐために屋内も必要ですね)を借りての、合同イベントとなりました。
親子合わせて200人くらいの参加はあったのではないでしょうか。震災前と同規模の参加だと思います。



ポニー乗馬には長蛇の列。





日差しは強いものの、風があり、ワクワク・ドキドキしながら待っていれば、耐えられないほどの暑さではありませんでした(たぶん)。



ふれあい用のティアラも大人気。
その辺に生えている草を引き抜き、食べさせてくれる子どもたち。



普通は「ダメよ」って言われることかもしれないけど…
翌日(8/26)から新学期を迎える学校のために、「校庭の草むしりもしちゃえ~」と、子ども達のティアラとのふれあいの幅を広げるために、イレギュラーなことをしました。
子どももティアラも喜んでくれますしね。

「どの草を喜んで食べるか、よく見てみよう」
「好きな草と嫌いな草があるんだね」
「どんな長さの草が食べさせやすいかな?」

などなど、一言添えるだけで、子ども達も表情が変わったり、色々と考えるきっかけになったりします。


もちろんアルパカも人気ですよ。

この夏休み期間中、3回目の南相馬。

一回目→じゃぶじゃぶ池プレオープニングイベント

二回目→福興浜団 追悼福興花火大会

はじめてみる子もいますが、「また会えたね!」の子も多数。
そして、アルパカを連れて行くどこの場所でもそうですが、子どもはもちろん、大人(特にママ!!)がとても嬉しそうに、喜んでくださいます。

ポニーに乗って笑顔になる子ども達。
アルパカにふれて笑顔になる子ども達。

それらを見て、笑顔になり、元気になる大人。

この笑顔の連鎖をいろんな場所で作り出したいと思ます。


8月4日の事業と同じく、今回も公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会に寄せられた義援金により、【乗馬等を通じた被災地支援(馬とのふれあい)事業】として、JASAが助成を受けて行いました。

ありがとうございました。

あた


追悼福興花火 with LIGHT UP NIPPON

2013-08-12 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
東日本大震災の追悼と復興を目的とした「LIGHT UP NIPPON 2013」が全14か所で、震災から2年5か月になる8月11日に開催され、約2万発の花火が打ち上げられました。

JASAファームは、福島県南相馬市で開催される「追悼福興花火 with LIGHT UP NIPPON」のイベントにアルパカ3頭を連れて行きました。



甚大な津波被害を受け、多くの犠牲者があった場所だけど、みんなが集まって「わらいあえるところにしよう!」というコンセプトで作られた浜公園にて、大人も子どもも楽しめるお祭りが催されました。





アルパカのために、立派なふれあいコーナーを作っていただきました。

柵の外からふれあうのではなく、柵の中に入って餌をやったり、さわったり、写真を撮ったりと…
子どもはもちろん、大人にも喜ばれました!

むしろ大人たちの方がはしゃいでいたかも



震災直後から南相馬市を支援しているアジアンカンフージェネレーションの後藤さんも、追悼ライブの前にアルパカとのふれあいを楽しんでました。

後藤氏編集の「THE FUTURE TIMES」


超流しそうめんは、滑り台を使った流しそうめん






子ども達が楽しめる遊具やプールもあり、暑い中、一日中賑やかな声が響いていました。













わらいあえるところにします!という、地域の方々の想いが叶っていました。




夜7時。

東の空に追悼の花火が打ち上げられました。








出発前には暑さが心配されましたが、南相馬市萱浜には心地よい浜風が吹き、途中パラパラと降った雨も良いお湿りとなり、大勢の人に喜んでいただいた上に、芋沢よりも過ごし易い、避暑の一日となりました。


JASAファーム子ども・被災地支援プロジェクトは、皆さまのご支援とご協力により成り立っています。

多くの子ども達に笑顔を。
大人たちに元気を。

どうぞよろしくお願いいたします。


ありがとうございました。

あた





わらいあえるところに

2013-08-11 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」


本日は、アルパカ3頭が、福島県南相馬市までお出かけします。


東日本大震災から2年5ヶ月の今日、鎮魂と慰霊の花火が打ち上げられます。


東日本大震災による大津波で壊滅的な被害を受けた場所でも、「みんなに笑顔になって欲しい」「誰もが笑いあえる場所にしよう」という思いで、花火打ち上げ前にイベントが催されることになりました。

JASAファームのアルパカたちもそのお手伝いに出かけます。

アルパカの愛らしい顔を見れば…







誰もが笑顔になり…

わらいあえるところ

になりますよね。


アルパカのためには、少しでも風が吹いてくれうといいなぁ…。

ポニーと触れあおう!

2013-08-06 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」
8月4日(日)
利府町しらかし台5丁目子ども会育成会主催の
夏休み!5丁目子ども会 レクレーション!! ポニーと触れあおう!
に出掛けてきました。



開始1時間前に、宮城県沖を震源とする地震が発生(石巻で震度5強)し、開催できるかどうか心配しましたが、
予定通り、無事行えました。



3年生までの子がパトラン、4年生以上がノーマンに乗馬しました。
もちろん、基本は飛び乗り!
同じ町内会の仲間たちを、みんなで応援したり拍手したりして、とてもよい雰囲気でした。

一通り乗馬した後は、チャレンジ・ドキドキタイム!

速歩のノーマンを捕まえて、飛び乗りです。
ポニースクールでの軽乗ですね。

真っ先に挑戦する!と手を挙げたのは1年生の男の子でした。

結局、一人で飛び乗れた子はいませんでしたが、みんな必死にジャンプし、しがみつき…良い顔してました。



梅雨明けした東北地方。
とにかくきれいな空でした。

チャレンジ・ドキドキタイムその2!後ろ飛び降りの様子と空をご覧ください。












最後は、餌やり。
「ポニーは何を食べるかな?」
「何が好きかな?」
「これは食べるだろうか??」
ポニーのことを考え、家にある野菜を色々と持ってきてもらいました。

にんじん!  当然食べます。



緑色の野菜シリーズ。
いんげんとソラマメは、お口に合わないようでした。
きゅうりとキャベツは美味しそうに食べました。



ジャガイモを美味しそうに食べたのは意外でしたね…。

「ソラマメは皮をむいて豆だけにしたら食べるかも!」と試してみましたが、やっぱりダメ・・・。





ただ乗って楽しむだけではなく、ポニーが来る前からポニーは何を食べるか?を想像してもらいました。
とても楽しく有意義な時間が過ごせたのではないかと思います。

もちろん、子どもと同じ気持ちを感じていただきたいので、お母さんにも乗馬してもらいました。




みんな楽しんでいたようで、喜んでいる顔を見たら、こちらもうれしくなってしまいました。

と、お手紙をいただきました。


子どもの笑顔は、大人を元気にする。

JASA子ども・被災地支援プロジェクトは、子ども達に明るく元気になってもらう事とその姿を見て大人にも元気になってもらおうと思っています。
大人が元気に前向きになること、それは復興の第一歩だと思うからです。



この事業は、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会に寄せられた義援金により、【乗馬等を通じた被災地支援(馬とのふれあい)事業】としてJASAが助成を受けて行いました。


ありがとうございました。

あた



嬉しいお便り

2013-08-04 | 「子ども・被災地支援プロジェクト」


7月28日(日)がんばっぺ東松島「みんなでこども夏まつり2013」にアルパカを2頭連れて行きました。

その時のブログはこちら


そこで、2頭のアルパカとふれあった方から、嬉しいお便りが届きました。


拝啓
28日のこどもまつりに、アルパカとのふれあいをさせて頂きましてありがとうございました。
狭い仮設生活で動物とのふれあいの機会も少なく、こどもがとてもよろこんでいました。
ご支援に心より感謝申し上げます。
平成25年7月31日       敬具





当日は出発してからも雨が降り続いていましたが、東松島に近づくにつれ雲が切れ、雨がやみ…
太陽&青空の一日になりました。

本当に出掛けて良かった!
アルパカを届けられて良かった!

このように喜んでくださり、、そしてお便りまでいただいて・・・こちらこそ

ありがとうございます!




「復興大使」アルパカ
見て、ふれて、皆さんが少しでも笑顔になり、明るく前向きになれるように。
癒されるように。




子ども・被災地プロジェクトは、皆様のご支援とご協力により、成り立っております。

これからもJASAファアームが、子ども達、そして被災地への継続的な支援を行なうために、ご理解とご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。



ありがとうございました。

あた