10/27(日)のポニースクールの報告です。
この日の参加者は14人!
さくらちゃん、
ひなちゃん、
ひよりちゃん、
ともかちゃん、
はるなちゃん、
ななほちゃん、
ひよちゃん、
のえちゃん、
のどかちゃん、
みのりちゃん、
みうちゃん、
こたろうくん(初)、
せいくん(初)です。
最近、たくさんの子が繰り返し来てくれるので、本当にうれしいです!!
今の馬の気持ちをある程度推測できる部分の一つとして、「耳」があります。
例えば耳を後ろに倒している時は、不快であったり、怒っていたりする時によく見られる仕草です。
この日のポニースクールで、子どもたちとこんな話をしました。
ノーマンの耳が後ろに倒れているのを見て、
子「ねぇ、ノーマンは何で今、怒ってるの?」
この子には以前、耳の動きで馬の気持ちが少しわかるよという話をしたことがありました。
P「何でだと思う?」
子「うーん、わかんない。」
見ると、別の子がノーマンの真後ろに立って、しっぽをいじって遊んでいました。
P「周りをよく見てごらん。」
子「・・・あ、わかった!後ろに人がいるから怖いんだ!」
目が前についている肉食獣(人も含む)と違って、目が横についている馬の視野は350度にも及ぶと言われています。
これは哺乳類でも最大なのだそうです。
逆に馬にとって見えないのは鼻先と真後ろなので、本来臆病な動物である馬にとって、真後ろに立って何かをされるということは、あまり気持ちのいいものではありません。
特に子どもの場合、背が低いので、ノーマンからは全く視界に入らない所で、何かをされているということになります。
当然、警戒して「耳を後ろに倒す」という行動に出るわけです。
ボクたちがポニースクールで子どもたちによく言う言葉に「
馬の気持ちを考えてごらん。」、もしくは「
馬の気持ちになって考えてごらん。」というものがあります。
「みんなだって、真後ろからそーっと近づかれたり、後ろで突然大きな声を出されたらイヤでしょ?」
「みんなも暑くて疲れたかもしれないけど、みんなを乗せてがんばって走ってくれたポニーたちだって疲れているんだ。汗もいっぱいかいているね。がんばって早く手入れを終わらせて、早く馬房(馬小屋のこと)に戻して休ませてあげようよ。」
もの言わぬ動物たちと接する際、必要となってくるのは「
想像力」や「
思いやり」です。
相手の気持ちを考えたり、もし自分だったらと置き換えて想像すること。
相手が何をしてほしいのか、何を嫌がっているのか。
ポニーたちを通じてそんな風に考えられるようになることは、いずれ人間相手の場合でも役立ってくるのではないでしょうか。
我々JASAはポニーを通じて、
子どもたちの中に「思いやり」の心を育てたいと考えています。
さてさて。
この日の午後のプログラムは「
パチンコを作ろう!」でした。
聞いてみたところ、パチンコで遊んだことのある子はいても、自分で作るのは全員初めてとのこと。
デイヴ講師による、パチンコの作り方講習。
みんな真剣に聞いています。
桑の木を適当な場所で切り、それぞれパチンコのパーツを作ります。
カブトムシっ!
シカとチョッパー。←どっちがどっち?
ゴムを結びつけて…
できたぜ!
完成した子から、人のいない方に向かって小石なんかを飛ばしていましたが、思いのほか、それだけでもえらい盛り上がっていました。
「葉っぱに当たった!」
「ねぇ、すごい飛んだよ!!」
「私の方が遠くに飛んだ!」
改めて、昔ながらの手作りおもちゃの実力を思い知りました。
最後に、空き缶を的にした、射撃コンテスト開催。
結果は…みんな全然当たらず
というより、あまりうまく飛ばすことができていないようでした。
(大人も含めて)唯一当てることができたのは、
ひよりちゃん。
優勝おめでとう!
今回のパチンコ作りの反省点としては、子どもにとってはゴムが強すぎたらしく、特に低学年の子の中にはゴムを引くことすら難しい子もいました・・・。
反省
それでもポニースクールの終わりで「パチンコ作りが一番楽しかった!」という声がたくさん聞けたので、まぁ、良しとすることにします
この日のポニースクールの様子はこちらからどうぞ!
PON