だらずだらじゃず・本音ジャズ

№7 派手見せ・大道芸人的パフォーマンス《ウディー・ショウ(tp)》

堅実・統派・充実感のショウが失われた。
LIVE演奏のフォーマンスが過ぎ・・・
派手見せ・大道人・曲芸の如し!
⑦『マスター・オブ・ディ・アート』(82)
《Master Of The Art/Woody Shaw》
ウディー・ショウ(tp)、スティ-ブ・タレ(tb)、マリュグリュー・ミラー(p)、
スタッフォード・ジェイムス(b)、トニー・リーダス(ds)。
これはライブ録音、どうもショウのライブ演奏が好きになれない。
ステージを観る者は良いだろうが、レコードで聴くにはえ難い。
ショウの良さは、堅実・統派、充実感のあるフレーズと音質。
ところが、ライブ演奏はその良さが失われる。
派手見せ・大道芸人的パフォーマンスが先立ってしまう。
アルバム②『ステッピン・ストーンズ』と共にショウのライブ演奏が嫌いだ。

A#1、変則ビートのドラムの巧さは凄い。聴き応え十二分。
しかし、リズムの安定な変化でショウの良さが半減。
 
A#2,B#1 ミディアムな曲はフリューゲルホーンの豊かな音色で音場を抱擁。
だが、ン臭いトロンボーン、安っぽいヴァイブでドッチラケ。
B#2、スムースな綺麗なテーマだが、アドリブに入るやンチャン騒ぎ。
何で、こんなアドリブにしてしまうのか、腹立だしい。
 
あれも・これも・それも・ライブ演奏の大道芸人的パフォーマンスだからか。


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