だらずだらじゃず・本音ジャズ

№9 『SOLID』??『WOODY』だろウ!!《ウディー・ショウ(tp)》

アルバムタイトルが『SOLID』?!
アコースティック・々しい音に生命力が宿る!
まさしく、名・実・共に『WOODY』!!
⑨『ソリッド』(86)
《Solid/Woody Shaw》
ウディー・ショウ(tp)、ケニーギャレット(as)、ピーター・レイティ(g)、
ケニー・バロン(p)、ニール・スワインソン(b)、ヴィクター・ジョーンズ(ds)。
YouTubeリンク》
まず、レコードの音の良さに感激する。
録音はR.ァン・ゲルダー、やっぱりこの人の録音はダンチ。
シンバルレガートの「ツ・ガツ」がクッキリと浮かびグループを牽引。
各楽器の1音1音が独立し、活き々と鳴り響く。
アコースティックな息吹の響きは、ディジタル音に無い命力の強さがある。
目の前で演奏が展開され、スピーカの存在を忘れてしまうようだ。

ショウの音は、中身の詰まった比のある音。
脳味噌にズ太いモノが突き刺さってくる。
ギャレットのアルトはショウと抜群の相性。
両者共に無茶吹きせず、フリーキーな音も出さない。
歌心を込めたフレーズは、堅実・正統派ジャズの道を真っしぐら。
 
ドラムは手数の多さでゴマカさない。ツボにハマッタ時に一発カマス。
ストレートアヘッド・ジャズの字塔をブッ立てた最高のサウンドだ。
B#2 バラードがイイ。ショウの豊かな音色が音場を包み込む。
ォームな音・メロディーに心と身体を委ねたい。

生々しいアコースティックな音の良さは、優れた演奏をンクアップさせる。
こんな至高のジャズレコードは中々無い。
タイトルは『ソリッド』だが、内容は『ディー』(-ショウ)そのもの。


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