だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№3 朴とつに、浮かぶ音《ソニー・クラーク(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「ソニー・クラーク」のレコード紹介です。~♪
 
素朴・とつに、シングルトーンが押す。
似たようなフレーズ、何度も没して。
どうも、きがきてしまうようで。
 
一句
 “朴とつに かぶ右手の ジャズピアノ”


③『ソニー・クラーク・トリオ』(57)
《Sonny Clark Trio(Blue Note)》
ソニー・クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
 
《Sonny Clark Blog紹介》


このアルバムから、領発揮といえるのでは。
良いとこもボロのとこも、トリオだから丸見えである。

②『Dial“S”For Sonny』は3ホーンで吹きまくり。
僅かなソニーの出番を、っ込んで聴いた。
でも、やっぱ目立つのはラッパのファーマー。
そして、モブレーのテナーだった。

トリオのソニーを聴いてると、気がつくのは。
遠慮がちに鳴る手の音。
通常コードを弾くが、単音が多いようだ。
弱~い音で、申し訳なさそうに鳴っている。

その反面、シングルトーンは極端に強い。
だから、余計にお魔虫なような左手が気になる。

ファンキーに鳴りっ放しの右手に、添える左手。
左手のタイミングが合ってる、のだろうか?
なタイミングで突っ込む、左手の音。
謎めいたリズム感の左手が、なんとも面白い。
 
 一句
 “朴とつに かぶ右手の ジャズピアノ”

当③は、②と同年の録音である。
ファンキー度がアップし、②よりは楽しめる。
ただ、たようなフレーズが何度も出没する。
アドリブが長いからか、手癖が出てくるのでは。
 
湧くように・溢れるメロディーとは言い難い。
全6曲聴いてると、きがきてしまいます。
 
♪~ 「Be-Bop」 以前と異なるるシングルトーンをお楽しみ下さい。


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