№12 ゴージャス！弾むトリオ《アート・ファーマー(tp)》

♪～♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「アート・ファーマー」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

弾む・うねる・決める、Super Jazz Trio！

渋味のフリューゲルホーンに血流を送る！

ゴージャス＆ストレートアヘッドに！
一句

　“ゴー・ジャズや　弾むトリオは　ゴージャスに”

⑫『サムシング・テイスティー』(79)
《Something Tasty/The Super Jazz Trio/Art Farmer》
アート・ファーマー(flh)、トミー・フラナガン(p)、

レジー・ワークマン(b)、ジョー・チェンバース(ds)。
《Art Farmer Blog紹介》

⑩『Art Worker』(68)　№10　EU移住後、成れの果て？《アート・ファーマー(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑪『On The Road』(76)　№11　音映える！ダブルアート《アート・ファーマー(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

渋味・丸味、円熟の美音。

やっぱファーマーの音はこれに尽きる。

⑪『On The Road』から３年後の演奏。
フリューゲルホーンの美音は変わらない。
この美音を活かすのが「Super Jazz Trio」。

トミフラの跳ねる・弾むピアノがファーマーの音を活き々と輝かす。
手数は少ないが一発決めのドラム、うねり・粘りのベース。

 

渋味のフリューゲルホーンに血流を送るトリオ。
粋がった強気の音は出さない。
極限の力量を内に秘め、爆発一歩手前の抑制した演奏だ。

このバランスがゴージャスでストレートアヘッドなジャズに仕立ている。

　一句

　“ゴー・ジャズや　弾むトリオは　ゴージャスに”

 

当録音は国内RVC企画のアルバム。
仏RCA盤を聴いてるが、太く明瞭な音が生々しい。
 

♪～♪ 　ゴージャス感たっぷり、弾むリズム感と共にお楽しみ下さい。