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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 音数多過ぎて、早死にか《ブッカー・リトル(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズトランペット「ブッカー・リトル」のレコード紹介です。~♪
 
超絶テクの天才肌、21歳のリーダー作。
「ぱら・ぱら・・」所狭しと音数が過ぎて。
天才の早に、2年後・尿毒症により他界。
 
一句
 “もう聴けぬ 天才ラッパや 奔りく”


①『ブッカー・リトル 4』(59)
《Booker Little 4 And Max Roach》
ブッカー・リトル(tp)、ジョージ・コールマン(ts)
トミー・フラナガン(p)、アーサー・デイヴィス(b)、マックス・ローチ(ds)。
 
《Max Roach(ds) Blog紹介》

《ジョージ・コールマン(ts)参加 Blog紹介》
⑤『Coalition/Elvin J.』
№5 「shinjitu」?真実!《エルヴィン・ジョーンズ(ds)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

無理矢理、突っ張ったハイトーンは無い。
ただ、音数がやたらと過ぎて。
と、昔からイメージを抱いていたラッパ屋さん。

今回3枚回し、じっくり聴いてみた。
巧い、とにかくテクが凄い。
「パ・パッ・ポ~」丸味のある然体の音が、矢継ぎ早に。

スライドさせたリップスラーの音。
大きなヴィブラート、いとも簡単に麗に描く。
そして、ふくよかな音が何気なく美しく流れる。

スローテンポの曲は、つい唖然としてしまう。
ただ、やっぱり音数が多過ぎる。
所狭しとめ込んでくるフレーズは、好きにはなれない。

抜群のテクってのは、当然のはず。
音楽院でラシックを修得している。

この時・21歳(38年生)、当①がリーダー作。
このテク、マイルスを超えた天才と称される。
S.ロリンズの紹介で、当M.ローチGに加入。
リトル名のアルバムだが、ローチのグループのまんま。

飛ぶ鳥を落とす程の天才肌。
そんな方は、やっぱ早にしてしまう。
 
当①録音の2年後(61.10)に尿毒症により他界。
デビュー後僅か3年の活動、23歳で他界した。
残されたリーダ作は僅かしかない。
 
 一句
 “もう聴けぬ 才ラッパや 奔り逝く”
 
有名なマイルスの「Milestone」。
音楽院で作編曲を修得したからか。
アレンジが効き、しく聴ける曲だ。
 
♪~  ラッパの音を小さく変化させるクを、じっくりとお聴き下さい。

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