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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 黒い森、抜ける光の音《デリック・ガードナー(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズトランペット「デリック・ガードナー」のレコード紹介です。~♪
 
まさに実・実直、カナディアン・ジャズ。
暗く煙るアンサンブルが、い霧を漂わす。
その中を突き進むラッパ、唯一のるさで。
 
一句
 “黒い森 覆う海 カナダジャズ”


①-1『セプトロジー』(22)
《Septology/Canadian Jazz Collective/Derrick Gardner》
デリック・ガードナー(tp,flh)、カーク・マクドナルド(ts)、
ローン・ロフスキー(g)、ヴァージニア・マクドナルド(cl)、
ブライアン・ディッキンソン(p)、ニール・スウェインソン(b)、
バーンド・ライター(ds)。


①-2 HGBS Blueレーベル(HGBSBlue20217)
 
《カナダジャズ ブログ紹介》


22年の録音だが、何とーソドックスなジャズ。
カナダ+US混合部隊が、ドイツで録音。

グループ名どおり、売りはカナディアンジャズ。
1曲目から純朴なハードバップが流れる。
たくましい演奏だが、余りにも直過ぎる。

驚くとこは、ラリネットが登場すること。
この楽器、通常スウィング御用達では。
カナダ人女性ヴァージニア様のプレイである。

全体的に、何の特徴もなく・スウィングもせず。
まるで、奏楽の演奏を聴いてるような・・・。
特に、オーソドックスなプレイは「Dig That!」。

ジャケットは、まさに「ブラック・フォレスト」。
2曲目何か、そのまんまの状景を写す演奏。
く煙るアンサンブルが、黒い霧を漂わしています。
 
 一句
 “黒い森 覆う海 カナダジャズ”

ガードナーは、唯一US出身のラッパ屋さん。
硬質な針金トーンは、お見事・立派です。
耳障りでもなく、黒い霧の中をき進む音。
ラッパの音だけが、唯一の明るさを感じさせる。
とはいっても、アドリブの聴き応えは余り無い。

カナダ人中心の、US&オーストリア混合部隊。
アンサンブル中心だから白感はない。
以前からカナダジャズは真面目派と紹介した。
この1枚、まさにカナディアンジャズを楽しむ、って感じです。
 
♪~「Dig That!」誠実実なカナディアンジャズを楽しんで下さい。


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