見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 奇人変人、マルく治めて《マル・ウォルドロン(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「マル・ウォルドロン」のレコード紹介です。~♪
 
「キィ・キェエ~」鳥の悲鳴、ドルフィー。
「べらんめぇ~」戸っ子、アービン。
類は類を呼ぶ、奇人人集団・大集合。
 
一句
 “変人の ルく治めて マルが弾く”


⑥-1『ザ・クェスト』(61)
《The Quest/Mal Waldron》
マル・ウォルドロン(p)、ブッカー・アービン(ts)
エリック・ドルフィー(as,cl)、ロン・カーター(cel)、
ジョー・ベンジャミン(b)、チャーリー・パーシップ(ds)。
 

⑥-2 『The Quest』(Prestige PR7579)
 
《Eric Dolphy(as) Blog紹介》

《Booker Ervin(ts) Blog紹介》

《Mal Waldron Blog紹介》


「キィ~・キエェ~」怪の鳴き声か?
まさしく奇人変人、奇声のアルトが響き渡る。
唯一無二、この音はドルフィー。

根性&強さ勝負の「べらんめぇ~」と怒鳴る。
戸っ子が捲し立てる、まさしくアービン節。
両者推しの協演、大ファンの御二方です。

私には、1枚で二度美味しいアルバム。
ところが、このレコードどれが本物なのか?
多分、マルがリーダーのこれが祖と思うが。

奇人変人両者の間を取り持つ・人役のマル。
オハコのアク「モールス信号」が消え去った。
余りにも癖だらけのホーン部隊だからか。
マルの棘がかれ、面白みを失ってしまった。
 
おぼつかないカーターのチェロ・プレイ。
普通っぽくて影に隠れたマル。
つのは、ホーン2本の大協演。
 
 一句
 “変人の ルく治めて マルが弾く”

57年~ビリー・ホリディの歌伴を務めたマル。
59年7月、彼女の最期の姿を見届けた。
翌60年、彼女をび名盤⑤『Left Alone』を演奏。
 
そして、61年からドルフィーと協演。
その演奏が、当⑥のプレイとなる。
その1ヵ月後、有盤『At Five Spot』を残す。
類は類を呼ぶ、まさしく奇人変人部隊のお披露目である。
 
♪~ 「Status Seeking」一体何が始る?この惑感が堪りません。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Piano マル・ウォルドロン」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事