だらずだらじゃず・本音ジャズ

№7 不安定な音空間がストレスを・・《ボビー・ワトソン(as)》

音をラマク不安定な音場空間!
変則8ビート・パーカッション打法が乗効果!
両者合体音がトレス・テンションのピークに!
⑦『ラウンド・トリップ』(85)
《Round Trip/Bobby Watson(as)》
YouTubeリンク:https://youtu.be/gmAJQNHRZxw?list=OLAK5uy_ngDsdZzQR0eg7SMfvBM12dO4x78vBu_sk
ボビー・ワトソン(as)、ピエロ・バッシニ(p)、アッチリオ・ザンチ(b)、
ジャンピエーロ・プリナ(ds)。

レコード⑥と同じメンバー、同年録音。
癖の無いトレートな音は⑥と同じ、異なるのは有名ナンバーが多い。
繊細・優しい音からダイナミックな音まで上下左右・横無尽に走り回る。

各曲の音の表現が多彩なところはワクワクしてくる。
ただ、4ビート・ドラムの・下手クソさは⑥と変わらない。
あまりにも単純過ぎるシンバルレガートは、聴い~ちゃぁ~おれん。

このレコードの聴かせ所は、「Round Trip」(作曲O.コールマン)。
強弱・抑揚のないストレートな音質で、ラマクように音を投げ付けてくる。
この曲だけは、流れるようなメロディーが、一切無い。
1音・1音が何の因果関係も持たないようにバラ撒いていく。
安定な音空間にストレスを感じる。
だが、このンバランスにはワクワク・ドキドキ感がある。
 
この曲のドラムが凄い。全くパターン化したリズムを叩かない。
強いて言えば、変則8ビート。パーカッション的打法でドラムを叩きまくる。
ワトソンのアンバラ音空間とパーカッション打法の乗効果は、
聴いたことの無い音場空間を創り上げている。
⑥・⑦のドラマー、4ビートはド・下手クソだが、最高の16ビート野郎だ。
 
何が出没するか分らないワトソンサウンドにド・ハマリ。

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