だらずだらじゃず・本音ジャズ

№6 没個的音色は8beatでgroove!!《ボビー・ワトソン(as)》

強弱・抑揚の無いトレートな音色!
8ビート・ドラムでイグイのせる!
4ビートは・下手クソ・ドラムでドッチラケ!!
⑥『アポイントメント・イン・ミラノ』(85)
《Appointment In Milano/Bobby Watson》
YouTubeリンク:https://youtu.be/cpHStxOPLCA?list=OLAK5uy_nLVMnoM7zo2px9adDCl2BEecyre9QWUV4
ボビー・ワトソン(as,ss)、ピエロ・バッシーニ(p)、アッチリオ・ザンチ(b)、
ジャンピエロ・プリナ(ds)。

このレコードのワトソンは音色の性が無い。
直に・ストレートに音を出し、強弱・抑揚が殆ど無い。
しかし、クール・格好がイイ、8ビートにノセるフレーズが巧い。
ストレートな音色が巧くリズムにノリ切っている。地良い。
 
ドラムの8ビートがイイ、余分なオカズは叩かない。
ドラムが巧くサックスに絡み、リズミックにイグイのせまくる。
4ビートの曲が1曲、・下手クソ・ドラムとしか言いようが無い。
8ビート専門野郎なのか、4ビートが全くサマになってない。

癖が無く、抑揚の少ないワトソンの音色には弱みがある。
バラードが1曲あるが、これが頂けない。お末。
訴えてくるモノがあまりにも乏しい。
軽く、細い音のアルトだからテナーのような表現力は難しい。
と、いうのは解るが。時間しの1曲ってとこか。

ナベサダ・カリフォルニアシャワーに想いをダブラす良き1枚だ。

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