№1 黒魔術師！ここにルーツ《ウエイン・ショーター(ts)》

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ジャズサックス「ウエイン・ショ－ター」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

初リーダ作、キャリア組へ第一歩！

穏やかなトーン＆フレーズ、なんだが！

「黒魔術師」のルーツ、原点がここに！

①『イントロデューシング』(59)

《Introducing/Wayne shorter》

ウエイン・ショーター(ts)、リー・モーガン(tp)、

ウイントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)．

《Wayne shorter Blog紹介》

『Heavy Weather』 №0 冷徹＆熱気！矛盾サウンドが《ウエイン・ショ－ター(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

ショ－ター、初リーダ作。

今後、ジャズ界の「キャリア組」に突き進む。

ハイスピード・エスカレータの如く昇り詰めて行く。
ジャズメッセンジャーズに加入しながらのリーダ作。
 

Ａ面のオリジナル曲はH.バップど真ん中。
又、モードの臭いで斬新さを感じる曲も。

B#2｢Black Diamond｣が聴き処。

ショーター節か？　

今後、大きく変遷していく片鱗で魅せる。

コルトレーンを崇拝したショーター。

だが、コルトレーンともS.ロリンズとも全く異なる。
不思議な感覚のフレーズを聴かせる。
 

この頃、こんなフレーズを吹く奴は他に居ない。
肩の凝らない穏やかなトーンとフレーズは興味を引く。
まさしく、キャリア組の先頭を走る予感が。
 

ショーターこの時26歳。
15歳の頃からコミックを自作、ＮＹ大学卒業後絵画の作成を。

58年に除隊後ジャズ界へデビュー。
抽象絵画的サウンドはこの遍歴が肥しか。
 

風変わりなフレーズではある。

後に「黒魔術師」サウンドと言われる。

そのルーツ・原点といえるか。

 

♪～♪ 　ユニークなアドリヴ、黒魔術師と言われるルーツの音か。