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女性ヴォーカル「ナンシー・ウィルソン」のレコード紹介です。~♪
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脂切った表情のナンシー、嫌な予感が。
ソウル、バラッズ、カントリーやら何でも。
ナンシー32歳、エンターティナーの魅せ場。
一句
“べた付くや ソウルビートで こてこてに”

④『ソン・オブ・ア・プリーチャー・マン』(69)
《Son Of A Preacher Man/Nancy Wilson》
ナンシー・ウィルソン(vo)、ジミー・ジョーンズ、他(direct.)。
《Nancy Wilson Blog紹介》

《女性ヴォーカル ブログ紹介》

ジャケットからして嫌な予感がする。
R&B、8ビートでガンガン飛ばす?
と思える、脂切った表情のナンシーである。
64年にR&B部門のグラミー賞を受賞。
そんな彼女である、ジャズ?ポップス?
何が飛び出すか、想像もつかないナンシー。
フタを開けてみれば、ギンギン8ビート。
R&Bの脂っ濃さで、押しまくってくる。
参った、勘弁して下さい、と言いたいんです。
と思えば、ストリングス・バックにしっとりと。
次の曲は、カントリーの軽~い乗りで。
まさに、安っぽい8ビートバンドでリズミックに。
間口の広い大風呂敷のナンシー様である。
何でもこなせるのは良く分かるが、どうも頂けない曲も。
間口の広い大風呂敷のナンシー様である。
何でもこなせるのは良く分かるが、どうも頂けない曲も。
一句
“べた付くや ソウルビートで こてこてに”
この1枚を聴けば、概ね何でも楽しめる。
と思えば、お得な1枚かも。
私にとっては、どっちつかずで許せないが。
あえてギンギン8ビートの曲が、面白いかも。
以前紹介のアルバムには無いカラーが観える。
キャノンボール・アダレーとの協演の①。
あれから8年後、情感を現す巧みな歌声に。
32歳のナンシー、エンターティナー性を詰め込んだ1枚といえます。
♪~ 「Got It Together」グラミー賞(R&B)受賞、脂っ濃さで乗ります。