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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 「ぐちゃ・どろ」一掃ピアノ《チャールズ・ロイド(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「チャールズ・ロイド」のレコード紹介です。~♪
 
「ぐちゃ・どろ」、ロイドのテナー。
「かきぃ~ん」、角的に突っ込むピアノ。
アドリブ渡しの一瞬、まさしくき処です。
 
一句
 “鋭角に ピアノつ ペトルチアーニ”


①『モントルー82』(82)
《Montreux 82/Charles LLoyd》
チャールズ・ロイド(ts,fl)、
ミッシェル・ペトルチアーニ(p)、
パレ・ダニエルッソン(b)、ソン・シップ・ゼウス(ds)。

J.コルトレーンを徹底してい求めた男。
と称されるが、なる程と思わせる吹きっぷり。

一聴すれば、まさしくルトレーンカラー・一色。
炎を噴き上げる、かのような。
音の洪水を思わせるような、雪崩の音が攻めまくるような。

まぁ~凄いもんだと、歓心する。
ロイドの有名盤は「Dream Weaven」。
まさしく金字塔のアルバムがある。
70年代はロックに染まるが、その後体調を崩し業。

当①は、復帰後一発目のアルバムとなる。
こんな凄まじいプレイができるのに。
休業だったとは?ちょっと信じ難いのだが。

私にとって、ロイドは当①が買い。
今更、ロイドでもなかろう・・・。
と、見向きもしなかったのだが。
初買いの狙いは、ピアノのペトルチアーニ。

彼は重症の身体障害者だという。
「ガラスの骨」と呼ばれる奇病に侵されており。
歩行は全く困難、抱き抱えて移動するという。
仏出身で、当ライブは若干19の演奏である。

彼のピアノは、鋭角的に脳に突っ込んでくる。
純な高の音が炸裂、「どぎまぎ」感は頂点に達する。

ロイドからピアノへ渡る一瞬が聴き所。
「がちゃ・ぐちゃ・どろどろ」ロイドのテナー。
「かきぃ~ん」鋭角的に突っ込み始めるピアノ。
「すかっ~」と音場が開けていく間が何ともいいです。
 
 一句
 “鋭角に ピアノつ ペトルチアーニ”
 
このコラボレーション・対は感動ものです。
コルトレーン&マッコイ、の協演?
とは異なる別次元の凄さに驚くだけです。
 
♪~ 雪崩テナー&脳に突っ込むピアノのコンストラクションがGoodです。


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