Dstarシステムには位置情報と言う情報がコールサイン毎に登録されるようになっています。
この位置情報と言うのは、最後に何処のレピータをアクセス(カーチャンク等)したかと言う情報になります。
この動作がDSTARのログ表示システムにあるテーブル書換え要求として確認できます。
書換処理は数秒で完了しますがDSTARシステムにその変更が反映さるまでに遅延があります。
色々と確認しましたが2分程度で反映できているようです、別の情報によると5分ルールと言う物が有ってレピータ変更後5分程待つというルールです。
コールサイン指定で相手局を呼んだ場合に利用されるのがこの位置情報です。この位置情報を元に最終利用レピータからコールされることになります。
これはターミナルモードの場合も同じでターミナルモードで待ち受け待機する場合はターミナルモードに切り替えてから一度カーチャンクするとテーブル書換え要求が出されて「アクセスポイント」と言う情報に書き換えられます。
この位置情報はコールサイン単位で管理されるため、Jx2xxx AとかBとかは全て別のコールとして個別に管理登録されます。
最近よくターミナルモード同士のQSOに挑戦してコールサイン指定で呼んでもレピータから声が出てしまっている状況を良く見かけます。
ターミナルモードに切り替えて一度カーチャンクしてそれから5分ほどは我慢してそれからコールサイン指定で呼んでもらえばレピータから音声が出ることはなくなると思います、相手局をコールする場合は相手局がターミナルモードに切り替えてカーチャンク(テーブル書換え要求一覧で確認できます)してから5分間我慢してから呼び出せばいいかと思います。
ただし、40000番のポート開放がされていないとコールサイン指定呼出を頂いてもそのコールが届くとこはほぼないです。
※完全否定していないのは稀に呼出コールが届きQSOできてしまう事が有る為です。
レピータ切り替え時やターミナルモードへの切り替え時は一度カーチャンクしてから5分程我慢する運用を心掛けて下さいね。
AとかBとかRIG、目的ごとにコールサインを使い分けている場合はこの限りではないですコールサイン指定呼出時に指定するコールサインの使い分けをして下さい。
注:dmonitorの場合、接続利用したレピータが位置情報として登録されますので遠方のレピータに接続してカーチャンク及びQSOをされた場合は終了後にローカルのレピータへのカーチャンクをお忘れなく。
意味わかりますよね。
DSTARログ表示システムへのリンク
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