カナディアンロッキーでのんびり

Japan→Kelowna→Vancouver→Banff ツアーガイドやってます!

朝からやな予感

2022-07-26 | お仕事
2022年7月25日(月)

今日は、雪上車の予約が午後4時(通常1時半)しかとれなかったので
バンフの出発が11時に。

そして、朝、オフィスからの電話が・・・。
我々の今日の雪上車が、勝手にキャンセルされていると。
えー----!
今日は、7名様もお客様いるのにぃ。しかも混んでいるから、いつものお昼ごろに予約取れないのに、今日乗れない?ってことないよねぇー。
って、朝から心配。

そして、オフィスが雪上車のオフィスに電話を入れても、
でないそう。
電話が通じるまでの間には、連絡がつかなく、
私は、そのままツアーに。

Bow Lake

いつもの通り、時間が違えど美しい景色でした。
しかし、いつもよりも車の数が多くて、駐車場が激混み。
朝でもすごいのに、さらにでした。
それに、日差しが強いこと。

そして、コロンビア大氷原までは、順調にツアーが進んだんですが、
雪上車観光の場所まで行くと、様子がおかしい・・・。
お客様には、ずっとご案内をしていましたが、
目線の先は、氷河の上に雪上車が一台もいないこと、
駐車場に連絡バスが終了した後に駐車されているところに、
ほぼ全部止まっていること、雪上車の発着所の横に
バスが1台も止まっていないこと・・・に気づきました。

すると、発着所のセンターに行くと、今日は1日雪上車は運休です
との張り紙が・・・。

お天気もいいのに、電気系統というわけでもなさそうだし、
係の人に聞きました。

「今日は、1日運休です。我々の同僚のドライバーがなくなりまして・・・」

えー-----、何人もなくなってしまったの?
業務中になくなったの?
と疑問に思いながらも、あまり詳しくは聞けず、
お客様には、理由はわかりませんが、とにかく雪上車やってないと
ご説明して、今後どうするか相談していました。

氷河の先端に歩きに行く、スカイウォークの方に行って、
スカイウォークは歩けないけど、その先に滝があるので、
それを見てから、バンフに帰ることになりました。

Athabasca Glacier

すべてのお客様が雪上車にのれていないので、たくさんの人たちが
歩いていました。

2006年には、この写真を撮った場所に氷の先端があったところです。
年々氷河は短くなっています・・・。
昨年は、カナダ全土が猛暑だったので、100m以上もとけてしまったようです。

歩いてから、またセンターに戻り休憩をとってバンフへ戻りました。

センターでは、知り合いのツアー会社のドライバーにあって
ことの事情を聞きました。
業務中に事故があって、捜査でも入った今日かと思っていたら、
昨日センターよりも北のアサバスカ川で、カヤックをやっていた
一人が戻ってこず、結局転覆して、おぼれて、なくなってしまったと・・・。
突然のことで、同僚たちが動揺しているので、運休だったと。

悲しい出来事ですが、この事情を話してくれたカナダ人ドライバーが、
最小人数ででも、運行すべきだったよね。
世界からお客様が来て、その方たちは、ワンチャンスでここにきているのだからね。って言っていました。
私もそう思いました。とってもとっても人がなくなることは悲しいことです。しかも突然。だけど、1社提供の雪上車観光ですので、
やってほしかったですね。

このことは、私のお客様には、なんだか話せませんでした。
話したほうが良かったのかなぁ?

お客様は、運休は、しょうがないですよ、とおっしゃってくれましたが
納得していたかどうか・・・。
雰囲気は、そんなに悪くはなかったですが。

帰ってから、会社に聞いてみると、キャンセルのメールが来たときには、
一切理由が書いていなかったということでした。
そして、お昼過ぎに私の携帯が通じなくなってから、
一応説明のメールが届いたと・・・。
逆だろう?って突っ込みたくなりました。
まずは、キャンセルの理由のメールでしょうねぇ。
もやもやの1日でしたわぁ。




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