眇め日記パート2

すべてのことを、やぶ睨みで勝手に書き散らしていく。

斎藤知事のロジック

2024-11-19 17:58:18 | 日記
当選しても批判が残っているようですが、斎藤氏はロジックで動いています。
この点で、石丸氏に似ていますけれども、あそこまでひどくはありません。

問題として残っているのは、公益通報とその通報者の自死に対する対応です。
この二つは、斎藤氏はロジックで判断しています。
それが、一般の人や感情で意見を言うマスコミ関係者に受け入れられていない。

公益通報ですが、これには通報にルールがあり、組織内部の人間が氏名を明かして、
組織内の機関に通報しなければ成り立ちません。
元地方局長は、新聞社や議員など外部の機関に、匿名で郵便物を3月に送りました。

これに対して、知事と副知事は通報者を割り出し、PCを押収し処分を検討するために
定年を認めないで延長しました。
これに対抗するために、4月になって元局長は組織内の機関に素性を示して、通報しました。
公益通報にして、処分を逃れようとしたのでしょう。

知事と副知事は、5月になって3月と4月の通報がほぼ同じ内容だとして、
3か月の停職を命じました。
ごっちゃになっていますが、3月の外部通報のみの処分とすれば成り立ちます。

4月の通報が公益通報に当たるのであれば、県の機関が調査に乗り出すことになります。
この機関は知事と独立して、知事の指示を必要としないで調査できなくてはいけません。
つまり、知事の意思に左右されないのが原則です。
したがって、公益通報として扱わないことに知事の責任はありません。

もう一つの自死についてですが、これは道義的責任も感じないとする知事には、
違和感を覚えたのは確かです。
ただ、そこまで言い切るには根拠がありました。

自死は、百条委員会が開かれ元局長が証言する日も決まったタイミングでした。
それは、告発した内容を語り、知事の不適任を弾劾できる場でした。
なぜ死んだのか?まったく腑に落ちないことになります。

まだ維新は知事を守っていましたが、議員の大多数はアンチでした。
非常に有利な状況になっているので、自殺する理由がありませんでした。
元局長の処分理由は通報だけでなく、職務時間を使っての業務用PCのを
私的に使用したことも理由になっていました。

何をやっていたかが、プライバシーに関することとして
県議会もマスコミも伏せていたのですが、この内容がSSNで拡散しました。
何のことはない、これが元局長の自殺した理由だったようです。

となれば、知事には何ら責任はなく、元局長は自業自得で自殺しただけになります。
斎藤さんは論理の人で律儀なので、このプライベートな理由を
マスコミに明かすことはなかった。
それをいいことに、県議会は元局長を自死に、斎藤知事を辞職に追い込んだのです。


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