世尊寺 奈良県吉野郡大淀町比曽762
586年(用明元年)聖徳太子創建で、太子建立48ヶ寺の1つ、古くは、吉野寺、比蘇寺、栗天奉寺とも称し、「日本書紀」よると、欽明天皇14年5月茅渟海(ちぬノうみ、大阪湾)に光輝く樟木が漂着したので、溝辺直を遣わし、その木で阿弥陀如来坐像を彫って安置したから現光寺とも呼び、奈良時代多くの碩学(せきがく)の僧が住み、後に清和・宇多天皇の行幸、藤原道長の参詣、後醍醐天皇の行幸等があったが、中世以後、相次ぐ戦乱で焼失して荒廃し、今は後世の建物が建つ境内に礎石が散在し、山門の「猿」は左甚五郎作です。
奈良観光より
左・太子殿 みぎ・本堂
本堂・扁額
山門
山門 扁額 日国 最初 法屈
西塔跡礎石
礎石
東塔跡
阿弥陀如来
鎮守社 本殿
蝋梅