はじめに
おべんとうの蓋をあけた
いつも蓋にご飯粒がついていた
ひとつぶ
ふたつぶ
みつぶ
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蓋が海苔や梅干し、たらこやマヨネーズ、
ナポリタンを引き連れていることもある
いつも蓋に、
小さなドラマを見ていたのかもしれない
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たくさんの「おべんとうの時間」に出会った
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おべんとうの向こう側の人たちにも、
出会えた気がしている
第二弾はこんな前書きで始まっています
「おべんとうの時間(2)」
写真 阿部 了
文 阿部直美
発行:木楽舎 定価:1400円+税
昨日たまたま書店で見つけ「おおぉ~っ!!」っと喜ぶ
ずっと、二弾が出ないかな~っと思っていた本でした
第二弾で一番最初に登場するのは、「じゅんさい採り」をされている袴田さん
グランママ・シスターズとやらの代表もされているとのお話だ
とても魅力溢れる素敵なお顔をなさってます
おべんとうも
おそらく特別に用意したものではなく
家にあるものでこしらえたものだと思いますが
きれいでうまそう!
思わず箸を出したくなる、そんなおべんとう
ご主人が写真、奥様が文章を担当で取材をされていて
お顔とおべんとうにその方の人となりが表現され
文章からは仕事や生活、家族に対する感謝と愛情が伝わってきます
これから読ませていただきますが一冊目同様
目頭が熱くなるお話あり、ほのぼのとするお話あり
思わずニヤっとさせられるお話ありのはず
またまた楽しませていただけると思います
偶然にも一冊目の「おべんとうの時間」を紹介したのが去年の今日
そしてはたと思いつけば今日はアタシの誕生日ではありませんか
そんな偶然が重なって
ますます好きになった本でした