今日は午後3時から5時ごろまで、4回目のレッスンでした。先生はずっと付きっきりで私のスイングを見てくれました。いつものように、妻と先生がタイ語で会話しながらのレッスンです。こちらは打つことに一生懸命なので、先生が何を言っているのか理解する余裕がありません。ありがたいことに、妻が通訳の役割を果たしてくれます。
実は明後日、水曜日にメジョーにあるゴルフ場で日本から来る方とラウンドすることになっています。レッスンの1回目にそのことを話したら、それに間に合うようにやっていきましょうと先生は言うのです。そのせいで、今日はほとんどすべてのクラブを打たされました。とくにドライバーは、メジョーのコースの1番ホールを想定して打ってくださいと言われました。
メジョーの1番は距離は比較的短いミドルホールですが、右手に池があり、右打ちの人なら大きくスライスすると飛び込んでしまいます。左利きの私の場合は、フックボールが右に出るとNGです。先生は「あ~、また池に入った」とか言いながら私の打球を見ているのです。10球ほど打って、最後の3球は真っすぐ飛んだので「グッドショット!」と言ってもらえました。
プロのレッスンというのは不思議なものです。最初は自信を喪失していて、全然まともな球が打てなかったのに、先生の言うとおりにやっていくと、徐々に徐々にボールが当たるようになっていくのです。先週は「前のクラブの方がよく飛びました」と言ったら、「大丈夫、やっていくうちに必ず飛ぶようになります」と言うのです。そして今日は、本当にその通りになってきました。まるで魔法にかかったような感じです。
プロに習い始めてから、4日間連続で毎日200球のボールを打っています。それなのに痛めている右肩はほとんど痛みを感じなくなりました。そのかわり、どんどん打っていくとかなり疲れます。そうするとミスが出始めます。すかさず先生は「休んでください」と言います。ミスを連発したとき、そのまま打ち続けるのは悪循環に陥るおそれがあるからだと思います。
ゴルフに限ったことではありませんが、自分の姿を正しく認識することは非常にむずかしいと思います。自分で思っている自分の姿と本当の姿は、たいていの場合一致しません。ですから客観的に見てくれる人がそばにいない限り、自分の力と努力だけではなかなか進歩しないのです。スポーツはすべてそうですし、仕事でも熟達したベテランがそばにいないと、独り立ちするのは非常に困難な場合が多いでしょう。
レッスン料が1か月8000バーツと言うのは、かなりの負担です。でもゴルフの場合は「慣れるより習え」という世界のようです。おまけに、レッスンにはいつも妻が付き添っていますので、スイングのツボをすっかり覚えてしまいました。よくよく考えてみると、先生の言葉をきちんと理解しているのは妻なのです。ですから、先生が中座したときなどは、一度もボールを打ったことのない妻が、私のスイングを見てアドバイスしてくれるようになりました。なんだか変ですね・・・
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