ついに息子を教えているプロの指導を受けることになりました。新しいアイアンセットが届いてからというもの、理由はよくわかりませんが、まともにボールを打つことができなくなったからです。クラブのせいではなく、自己流の手打ちスイングが新しいクラブと相性がよくなかったのかもしれません。というのは、これまで使ってきたアイアンはとても軽いので、手でコントロールして打っていたのだと思います。
「あなたのスイングはほとんどコックを使わず、体の回転もまったく足りません。インパクトのあと手首を返す癖もついています。この際一から作り直した方がいいでしょう」と息子の先生が言うので、その言葉に従ってとりあえず1か月だけレッスンを受けることにしました。初めてクラブを手にした15年前、1週間に1回、合計10回のレッスンを受けて以来のことです。先生は私と同じ年のティーチングプロです。
私はサウスポーですから、まず左手1本でボールを打つ練習から始まりました。頭がどうしてもボールと一緒に前へ出ようとするので、最初はうまく打てませんでした。でも、「ボールの行方を絶対見ないでください」と言われてやってみると、簡単にボールが打てました。
自分では「頭を動かさず」「腰を回転させて」「手首を返さず」に打っているつもりでも、どうしても前のスイングの癖が残っているので、この3つとも不十分です。でも、一昨日よりは昨日、昨日よりは今日と、だんだんボディーターンのフィーリングが分かりかけてきたので、徐々によくなっていくような気がしています。
金曜日と土曜日の2回はピッチングウエッジと8番アイアンだけで練習しました。今日は「ドライバーを一度打ってみてください」と言われました。不思議なもので、これまでの自己流スイングが思い出せません。仕方なく先生に教えてもらった腰を回すスイングをしてみました。どうなったかというと、やはり腰の回転が足りないようで、ほとんどスライスボールが出てしまいます。これまでは真っすぐかフック系のボールを打ってきたので、スライスは好きではありません。でも先生の言うとおりにグリップの握りを変えてみると、今度はフック系のボールが出ました。握り方が少し変わるだけでまったく逆の球筋が出るなんて、話には聞いていましたが、本当だったのですね。
ところでレッスン代がどれくらいか書いておきましょう。大人のレッスン料金は、相場は1回1時間で1000バーツ、10回まとめると8000バーツだそうです。15年前に日本で習ったときは1時間3500円でしたから、ほとんど同じ料金です。ところが、息子が4か月前から習っているので、「あなたには“知り合い料金”を適用してあげます」ということになりました。同じ8000バーツでも、10回ではなく毎日でもレッスンが受けられるというのです。さらに、通常はボール代が3箱100バーツのところ、5箱で100バーツにしてくれました。
息子が左手首を痛め、当分ボールが打てない状況になってきましたので、その隙に、息子の師匠に習って、きちんとスイングを作り上げようと思います。でも、息子が早く回復してどんどん私を追い越していく方が、もちろん嬉しいのです。というより、スイングに関してはとっくに私を追い越しているのです。可哀そうに息子は、今は右手1本だけでボールを打っています。
唐突ですが、これくらい肩が柔らかいと、大きなスイングができますね。60代の私にはとても真似できません。息子の手首が治ったら、一緒にゴルフ場へ行くのが楽しみです
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確かに、ゴルフスクールへ通っている子供たちの親は、私以外は富裕層です。会社を経営しているか公務員です。最近入った子の親は、父親が警察官、母親がイミグレ職員です。
子供のレッスン料は初めの頃より安くなって、毎日通っても1か月5000バーツ、ボールは無料で打ち放題です。
大人の生徒は、ほとんどがファランです。先生は英語もできます。以前タイガー・ウッズのコーチをしていたアメリカのブッチ・ハーモン氏と知り合いだそうです。生徒の中には、アメリカへゴルフ留学し、ハーモン氏の直接指導を受けてきた女の子もいます。
植杉乾蔵氏の様に、近い将来にはエイジーシュートも夢でないかもですね!
とりあえず、72歳で スコアー72でのラウンドを目指して頑張って下さい。
レッスンを受けるたびに細かいところまで修正されますので、だんだんアイアンの飛距離が出てきました。やっぱりプロに教わるのはいいですね。自信を取り戻しつつあります。
エージシュートですか。スイングというより、まず体を鍛え直すところから始めないといけませんね。72歳で18ホールを悠々と回る体力を持ちたいものです。