昨日19日は息子の通っているバイリンガルスクールでクリスマスパーティーがありました。キリスト教系の学校なので、来週月曜日からクリスマス休暇に入るので、少し早目のクリスマスイベントが行われたのです。校庭にお祭りの夜店のようなアトラクションや食べ物の屋台が立ち並びますが、メインは舞台の上で繰り広げられる生徒たちの歌舞音曲です。
この学校はまだ歴史の浅い学校で、高校は今年の春に開校したばかりです。授業はタイ語と英語で行われるので、バイリンガルスクールというわけです。
さて、年に2~3回開かれるこの種のイベントを見に行くと、幼稚園から高校3年まで、どんな生徒がいるのかよくわかります。息子の通う中学生の部は大多数がタイ人で、外国人はかなり少数です。ところが高校の部にはかなりの数の外国人が入りました。どこの国の生徒かというと、韓国と中国が圧倒的に多いのです。
今回のようなイベントでは、生徒たちが学年単位で歌や踊りのパフォーマンスを繰り広げるのですが、学年別ではないグループの出し物がいくつかありました。それはすべて韓国人と中国人の生徒グループの演技なのです。実にパワフルな彼らの歌や踊りはとても目立ちます。とくにこの学校に通う韓国人生徒は、楽器の演奏や歌がうまい子が多いのです。
残念ながら日本人のグループの出し物は今回もありません。昨年10月、中学1年の途中で息子が入ったときは、日本人の中学生は3人か4人だったと思います。ざっと見たところ、新しい高校の部に日本人がいるのかどうか、まだ確認できていません。もしいたとしても、中国人と韓国人のパワーに押されて目立たないのではないでしょうか。まさか肩身の狭い思いなんてしないでしょうが、中国人と韓国人は結束してグループで行動することが多いので、彼らの存在感に圧倒されてしまうかもしれません。
ところが、数では少数の日本人ですが、中学の部にとても目立つ日本国籍の女の子が一人います。中学生の生徒リーダーのRさん、今回も元気いっぱいの姿を見せてくれました。
ステージ中央に立つ長身で髪の毛も超ロングヘアー、まるでモデルのような彼女。イベントでは中学高校の部の司会役をアメリカ人(?)の男性教師と一緒に勤めました。そしてこの激しい踊りのパフォーマンスにも登場し、パワフルかつ華麗な動きで観客の視線を独占していました。
生徒たちの短いスピーチパフォーマンスもありました。中国人や韓国人の生徒は、お世辞にも発音がいいとは言えないタイ語や英語に加えて、中国語や韓国語も飛び出します。元気のよさとグループとしての統制という点では、多数派のタイ人の存在が霞んでしまうように感じます。でも、英語もタイ語もばっちりのRさんは、たった一人で舞台を独占しているようでした。実に頼もしく感じました。
ところで、わが息子は何したのかって?彼は3日間あった練習日の初日に風邪をひいて休んでしまい、舞台に上がるのをパスしてしまいました。もう4か月もヒップホップダンスを習っているのだから、2日間練習の輪に加わって踊ればいいのに、情けないですね。息子と同じクラスのもう一人の日本人男子生徒は、舞台中央で頑張っていましたよ。
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