ちょっと恥ずかしいのですが、きょうは私の失敗談です。読みの甘さを露呈してしまいました。特典航空券のメリットを前もって知っていれば、別の使い方ができたのに、というお話です。
私は長年、ANAのマイレージクラブに入っています。日本で一緒に暮らしてきた妻と息子が、2年ほど前からタイに住むようになりました。それに伴って、私も頻繁にタイに渡航するようになりました。当然、ANAはもちろんTGやUAなどのスターアライアンスの航空会社を選びますから、マイレージがどんどん増えます。
以前は、マイレージがある程度貯まると特典商品に換えていました。鞄とか、時計とかの類です。自分の使うものに交換したことはなく、いつも妻(など)への贈り物として重宝したものです。それなりに良い品物が多かったと記憶しています。
でも最近は、交換できる商品に魅力のあるものが少なくなってきました。そこで今度は特典航空券に交換しようと思いました。8回ほどタイへ渡航すると、特典航空券1枚に交換できます。クレジットカードで買い物して貯まったポイントも全部マイレージに移行させていますので、8回でなくて、かなり早く必要なマイル数に達します。
実は来月2月下旬にもタイへ行くのですが、その渡航のために特典航空券をだいぶ前に申し込みました。たった1週間ほどの渡航のために、貴重な特典航空券を当ててしまったのです。これがとんでもない失敗だった事に気づきました。はじめての特典航空券利用だったので、知らなかったのです。
失敗に気づいたのは3日前です。いよいよ4月上旬の渡航のための航空券を手配した、そのときでした。
実は、更に1往復分の特典航空券に替えられるマイレージポイントが残っていました。4月にタイへ行ってしまうと、今度は1週間や2週間の滞在でなく、もっと長く向こうに居ることになります。そこで、特典航空券ならどれくらいの期間滞在できるか調べてみたのです。
何と、出発の日から数えて「1年間」も有効だというではないですか!!!
そんなに価値のある航空券だったとは、まったく知りませんでした。早く言ってくれよ!それを、妻に会うためとはいえ、たった1週間程度の旅行のために1枚消費してしまうことになったのです。
短期の渡航には、特典航空券を使わないで温存する方が正解だということが分かり、「じゃあキャンセルして、別のチケットを買おう」とすぐに思いました。
ところが調べてみると、一旦購入してしまった特典航空券のキャンセルには、3000マイルかかるというのです。つまり30,000マイルで購入したチケットだったら、27,000マイルになって戻されるのです。35,000マイルの特典航空券だったら、32,000マイルに減らされて戻ってくるのです。戻されたマイルの有効期限は以前のままなので、それも注意しなければなりません。とにかく面倒そうです。
もし特典チケットの有効期間が1年だと知っていれば、4月タイに移住する便に最初の特典航空券を使っていたと思います。1年以内なら、そのチケットで日本に一度帰国できるのです。そして日本から再びタイに戻るときに2枚目の特典航空券を使えばよかったと思います。そしてまた復路を例えば10か月後くらいに設定しておく。このチェーンを確立すればよかった。そうすれば諸経費は別として、チケット代としては一円も払わずに1年半か2年くらいの間、日本とタイを2回往復できていたわけです。
3回目のタイ渡航はどうするかって?そのときはマーレージが貯まっていませんので、日本で格安チケットを購入して、復路分はドブに捨てるのでしょうね。そして再びタイから日本に帰るときは、今度からはタイで買った往復チケットになるのでしょうね。
何しろ、タイで妻に家を建ててやったり、車を買ったり、妻の医療費がこれからもかかりそうなので、いつも細かいお金の計算に努めているつもりですが、その私としては、今回の最初の特典航空券の使い方は、とんでもない大失敗なのです(涙)。
記事更新の励みにするために、ブログ・ランキングに参加しております。
応援していただけるようでしたら、ポチッとクリックをよろしくお願いします。
↓
あれ?特典航空券は、発券から一年間は搭乗日にち変更可能だったような気がしますが。「4月行きに変えますわ」でOKだったような。
間違ってたらスミマセン。