今日は、息子が明日から通うことになっている学校の保護者会でした。規模の大きな公立学校でして、幼稚園から中学校まで、全部で1600人ほどの生徒がいます。保護者会は朝9時の定刻を15分ほどオーバーして始まりました。10時を過ぎてから学校にやってくる親たちもたくさんいました。
校長先生はじめ、5人くらいの先生が壇上でいろいろな話をしました。2時間くらいでしょうか。その間、じっと座って聞いている人もいれば、私のように出たり入ったりしたり、校内に臨時出店している屋台で飲み物やお菓子を買って食べている人もいました。
私はほとんど先生たちの話はわかりませんでした。ときどき妻が耳打ちしてくれるんですが、暑さもあって集中できません。「今の子供はインターネットをする時間が多くなっていますが、悪い面もあるので、親は十分気をつけてください」という話だけ完璧に理解できました。ほんとうに、そこしか分かりませんでした。
体育館での全体会のあと、今度はそれぞれの教室に行って、担任の先生からのお話です。こちらは実務的なお話でした。たとえば、成績は60%が宿題、40%が試験の成績で決めるそうです。この先生は宿題を非常に重くみていて、3回忘れたら親に電話するそうです。そして、ぺんぺんしてでも、必ずやらせてくださいということでした。さすが公立学校です。バンコクの私立学校とは比較にならないくらい勉強を重視していることが、即座に理解できました。
この学校では、6年生には(タイ語を使わない)英語だけの授業もあるんだそうです。この先生とちょっとだけ会話しましたが、すばらしい英語を話す先生だったので、びっくりしました。タイ人っぽいインチキ英語じゃなくて、本格派の英語だったからです。
ひとつ問題が起きました。これはカメラを意識して(演技っぽく)泣いている息子です。保護者会のあと、息子が教室に来て先生に挨拶したら、髪の毛が長すぎると言われたのです。
息子はこれまで、日本の小学校でもバンコクの小学校でも、短髪にしたことはありません。長めの髪型が好きなのです。しかも、ついこのあいだ美容室で散髪したばかりなのに・・・
ということで、夕方にはこうなりました。、なにしろ明日から授業があるのですから。
男の子のくせに、散髪中の顔を撮影しようとすると泣くのです。とても耐えられないといった様子です。仕方なく後ろだけ撮影しました。
散髪代はたったの30バーツ(75円)です。カッコよく仕上げてくれた先々週の美容室での散髪は100バーツでした。結局10日しかもちませんでした。
さて、今日の出来ばえはどうですか?悪くないじゃないですか!ぐっと男らしく見えますよね。
単なる親ばかですが、将来はタイの映画俳優にしたくなりました。家ではカメラを向けても逃げなかったので、本人も満更でもないと思っているのかもしれません。でも、後ろを見たらショックを受けるかもしれないので、今日のブログは見せないことにします。(いつもはブログを見て、彼なりの感想を言うんですよ)
さて、今日のわが家です。
リビングのタイル貼りは、ほぼ終わって、ビニールシートに覆われていました。
こちらは、先週問題になった風呂場です。まだ上部が出来上がってはいませんが、写真のような丸っこい「階段」を設置してもらいました。できればないほうがいいのですが、床から右にあるバスタブまでの高さは、やはり60センチほどあります。階段を作ってもらって正解でした。段の右上に、大きな縦の手摺も取り付けてもらいます。
さて、明日からは中学3年の娘の授業も始まります。これから毎朝7時過ぎに家を出て、子供たち3人を車で学校に送ることが一日のスタートとなります。夕方は2つの学校に迎えに行きます。妻は抗がん剤の副作用で右手が不自由な状態が続いていますので、当面は私が子供たちの専属運転手となります。いや、ずっとそうなるかもしれません。
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