わが家のエロじじい

と言えば私のこと？いえいえ、妻が命名した「エロじじい」とは、この子のことです。

なぜエロじじいなのか。この３日間、やりたい、やりたい、やりたいだけ。水は少しは飲んでいるようですが、一口も食べ物を受け付けません。ただひたすら、メスのラッキーにくっついています。まだ２歳ですが、妻はまるでエロじじいみたいだと言うのです

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メス犬は１年に２回生理がやってきます。生理の期間は１週間くらいでしょうか。その時期になると、♂のチビはとにかく部屋から出たがります。普段は私たちの寝室で一緒に寝ているのですが、「その日」がやってくると、夜中だろうが「ヒヒヒヒヒ～」と普段は出さない、けたたましい鳴き声を出して、「ラッキーに会いたい、会いたい。」いや、「ラッキーとやりたい、やりたい。」と訴えます。

余りにうるさいので、仕方なくチビを外に出してやります。そうすると、ご覧のようにラッキーの檻の下に張り付いて離れません。

大好物の鳥や豚を鼻の前に持って行っても、チビは頑として拒否します。何も食べないで頑張ります。可哀そうになり、ときどきラッキーを檻から出して触れ合う時間を作ってやります。ラッキーは一目散に庭に向かって駆け出します。すると、チビもそのあとを追いかけます。でも、いかんせん体の大きさが違いすぎます。いくらチビが頑張っても、どうやっても届きません。ときどきラッキーも協力するような仕草を見せるのですが、うまくいきません。ただただ疲れるばかりです。それでも、チビは頑張るんですよ。男はこうでなくっちゃ・・・！？

野良犬のキーも、ラッキーの生理中は甘えたような声を出して庭に入ろうとします。でも、この期間は絶対に入れてやりません。小さなチビと違って、簡単に交尾できてしまうからです。普段はキーと仲の良いチビも、このときはものすごい剣幕で吠えまくります。「おい、俺の女に手を出そうたって、そうはさせないぞ！来るな来るな！！」とでも言っているのでしょう。

ラッキーは現在２歳半、人間でいうと２０歳くらいでしょうか。パートナーがあまりに小さい犬なので、ちょっと可哀そう。１回くらいお母さんの経験をしてみたいと思っているかもしれません。チビの体の大きさが、せめて今の1.5倍あれば・・・

とにかく、この１週間が早く過ぎて、チビがまた食欲を取り戻し、私たちの部屋で寝てくれるのを待つしかありません。

話はまったく関係ありませんが、妻が抱っこしているのはお隣さんの犬です。ジュディー♂です。いつも塀を隔てて、チビと大声で吠えあっています。仲がいいのか悪いのかよくわかりません。今はチビが単なるエロじじいになってしまっているので、ジュディーは手持無沙汰のようです。ちなみに隣の奥さん、顔を隠しているのではなく、日差しが強いのです。

チェンマイは、すでに冬が過ぎ去り、日中は軽く３０度を超えるようになりました。最高気温が２５度以下、早朝は１２～３度という、絶好のゴルフ日和の季節はあっという間に終わってしまいました。日差しは日に日に強くなり、暑い夏がすぐそこまで来ているのが分かります。

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