いつもブログを読んでくださっている方々へ
亡くなった妻のことをきちんと書き残しておきたいという気持ちがだんだん強くなってきました。家庭の事情で、7歳の時からろくに学校も行かずに重労働に従事し、10代半ばの頃はバンコクの工場や建設現場を経験しました。そして人身売買のような形で18歳のときに日本へ・・・過酷な運命というよりは、裏社会の思いもしない境遇に置かれたひとりのタイ人女性。そんな中で授かった3人の子供たち。そして紆余曲折の末に、彼女が言うところの「別世界」に生きていた私と出会いました。
概略は途中まで先月少し書きましたが、ディテールを含めて、私の記憶がしっかりしている間に書いておきたいと思います。私が彼女と出会ってからの、ちょっとした「事件」については膨大な裁判資料などもあり、少し事実関係を整理してから書きたいと思いますので、しばらくこのブログはお休みさせていただきます。再開の折には、また拙いブログに忍耐強くお付き合いいただければ望外の幸せです。
うさぎ
人の豊かな心の交流を描いた文学作品であるだけでなく、タイと日本の一時代を記録した学術的にも価値のあるものになることを確信しています。
なお、平気で他人の著作権の侵害やアイデアの盗用をしてくる輩が少なくありません。ご投稿の前に主だった出版社に送って出版の可能性を探ることをお薦めします。(出版されれば、侵害や盗用に広くアンテナを張ってくれますし、戦ってもくれます。)
妻の事は書くことが多すぎるような気もしますし、書いたとしても、所詮は私と彼女の2人だけの人生の一断面の集積に過ぎないのかもしれません。
書くことによって、それを人に読んでもらいたいのか、それとも、自分の心の整理をつけたいのか。。。まだよくわかりません。
出版ですか?フィクションとして書くならいいですね。でもノンフィクションなら、私自身のことも嘘は書けませんよね。それが引っかかっています。それより、筆力が人並みなので、どうも・・・(笑)。
コン・ラック、コン・ディー。
どれほど素敵な女性でしたのか・・・。
合掌
少なくとも再開するブログには、連載の形で、妻のこと、私たちのことをこれまでのブログとは少し違う文体で事実に即して書いていこうと考えています。
ただし、いつ再開すると宣言してないので、モーチベーションが切れなければですが(笑)。
ほんとのところ、私に残された人生は燃えカスのようなものかもしれません。私にとっては何者にも代えがたい女性でした。