一旦休止します、また改めて妻のことを書きます、と宣言しました。でも心変わりしましたので、また筆を執りました。
亡くなって一か月近く経った6月の中旬になっても、毎日毎日、妻のことが思い出されて胸が張り裂けそうになることがあります。でも、先日チェンマイ在住のある方から、こんなことを言われて心境が変わりました。
「仏教的に言えば、人は過去に生きてはいけないのです。「今」が一番大切です。亡くなった奥さんのことをこれ以上書くことは、あなたが「過去」に拘って生きていくことになると思います。それはいいことではありません。そっと、自分の胸にしまっておいた方がいいのではないでしょうか。」
ここ数日、このことを考えてきました。
かつて私が青年期に親しんだキリストの教えでも、過去に拘ることを戒めています。人生にとって、過ぎ去ったことではなく、前のことに全身全霊を傾けることが最も大切であると教えています。仏教と同じで「今を生きる」ことがよき人生なのです。
亡き妻への思いは、考えれば考えるほど募ってきます。でも実は私には、妻には内緒で（内緒のつもりで）付きあっていた女性もいます。その女性の存在が霞んでしまうくらい、妻の存在感が私の中では日に日に大きくなっています。
そもそもの間違いは、移住２年目にして車を２台持ってしまったことだ、ということにも気づきました。それまでは、何処へ行くにも妻と一緒でした。病院はもちろんですが、遊びに行くときも、私がゴルフに行くときも、ご飯を食べに行くのも一緒。つまり２４時間一緒でした。まさに彼女が望んでいた生活をしていたのです。
でも、２年半前に車が２台になってから、２人には別々の行動をする時間が出来てしまいました。それはそれでいいこともあるのですが、お互いに相手の行動が見えない時間が増えました。そして私に心のスキができました。彼女も、私のことをそっちのけで女友達と自由に遊びまわる時間が出来てしまいました。お互いの自由度が急に増しました。それによって失うものの方が大きかったと思います。
今日ふと、車が１台だけしかなかったら、妻が死ぬまでずっと２人は文字通り一緒だっただろうな、と思いました。彼女が心に痛みを持つこともなかったに違いない、と思いました。
私は彼女を愛していました。この世で彼女のような女性はいないと思えるくらい愛しています。間違いなく彼女も、私のことを誰よりも愛していました。それでもう十分です。読者の皆様には申し訳ないですが、もう、彼女のことを、少なくともブログに書くことはないと思います。
長い間、拙いブログに付き合ってくださった多くの皆様には、言葉もないくらい感謝の念でいっぱいです。勝手ながら、これで「楽園づくり～わが家のチェンマイ移住日記」を終了させてください
私もタイで暮らしているのですが、事あるごとにタイ人の非合理性の是非を考えてしまい
どういう思考の元にこういう結論に至ったのかを自分なりに考え、勝手に腹が立ったり、関心したりする毎日です。
このブログで、うさぎさんのタイでの生活に対しての率直な感じ方、考え方を拝見させて頂き、すごく勉強になりました。
お身体をお大事に、心健やかにお過ごし下さい。
これまでありがとうございました。
私が好きな竹内まりやの歌に『返信』と言う歌があります。
私は大好きです。
今のうさぎさんに是非聴いていただきたい曲です
では、さようなら！
ขอให้ มี ความสุข มากๆ นะ ครับ
このたびはご愁傷様です。亡き奥様のご冥福を心よりお祈りいたします。
血の繋がらない三人の子供を我が子のように面倒を見るお姿に、なんと心の広い奇特な方がいるものだ、と、感心しつつ、長く、愛読してまいりました。ただ........
最後の最後に奥様のお骨の写真を添付されたこと、これだけは感心できません。残酷すぎます。うさぎ様の人格を疑ってしまいました。
このお姿だけは、美しかった奥様は、誰にも見られたくなかったのではないでしょうか？
もしできるのなら消去していただけませんか？
のこされた三人のお子達がしあわせに暮らせるよう、とくに、未婚で宙ぶらりんに見える長女さんには亡き奥様の身代わりになって、うさぎさんの老後の面倒を見てもらえたらなぁ.....って願っております。
これが抑止力となることを期待します。
しかし返信内容に気になる点がありますから、読者の方が鵜呑みにして痛い目を見ないように注意事項を記させていただきます。
知る人ぞ知る、タイ国には外国人に知らされない裏ルールが存在します。
我々の故郷である日本のような法治国家とは訳がちがうのです。
まず建物の所有権は認められますが、土地は絶対に所有できないようになっています。（長期の借地権はあります）
茶色い厚紙「土地権利書」のみが重要です。
その裏に書かれている名前が真の所有者となります。
それ以外の人には何の権利もないルールということです。
それからタイ国では弁護士という職業が意外と尊敬されていません、司法試験も簡単に通りますからピンキリということでしょうね。
そんな弁護士から多額の手数料と引き換えに作成してもらう書類には、驚くことに何らの執行権もありません。
裁判官のお墨付きができて、初めて有効になる仕組みとなっております（内容は裁判所にてチェックできます）
つまり問題が起こってからも、方々へそれ相応の手数料を納める段取りとなります。
それに対しての効果は定かではありません。
あえて言えば、ばら撒く量に比例するかもしれません。
弁護士のさじ加減では、あれよあれよと問題山積み、次々と手数料を請求される事に疲れて果て、全てを投げ出す人も多いと聞きます。 以上です。
まあしかし先の心配しても仕方がないですから、ここはお子様たちと、その伴侶の心根に期待するしかありませんね。
真の当主は長女さんとなりますでしょうか？、個人的には息子さんのお嫁さんに良い人が来ることを願っております。
今後の「子連れうさぎ」ブログを期待しつつ、育児奮闘を応援しております。
それから、大兄の文章は一級品ですね。（ブログの世界では稀です。）
ブログに書きましたが、妻は遺言を残しました。そして、弁護士さんの力も借りて、すべてそのとおりに処理されました。財産の問題は何一つありません。
妻の名義にしていた土地と家屋は、今は私が家主（シャオ・コン・バーン）となっており、不思議なことですが、土地を含めて私が（生きている間に）処分しようと思えば、私自身でできる状態になっているそうです。つまり、土地の権利も（私が死ぬまでは）子供たちに行かないように歯止めがかけられました。遺言があれば、タイの法律でもそれができます。外国人だからといって、何の権利もないとかいう人もいますが、それは正しくありません。
「あらゆる決定権をはく奪された状態」ということも、それは多分、誤解に基づくものではないでしょうか。外国人に対して「保護者を設定する」ということもありません。私のようにリタイアメントビザを取得してタイに住んでいる場合は保証人は一切必要ありません。
ただ私のケースでは、妻が、私のこれからを考えに考えてくれて、すべて私が困らないように遺言を残してくれたので、「権利がはく奪」されないで済むのかもしれませんね。何も遺言がなければ、土地や家屋の財産は自動的にタイ人の子供に行きます。その場合は、仰るように今後は子供の出方次第ということもあり得ますね。思うに、妻は子供たちのことよりも私のことを大事に考えてくれたのです。最後の「のろけ」としてお許しくださいね。
奥様名義の不動産や現金等の処理、滞在許可証とか問題が山積みではないですか？
奥さまはその辺りをすっきり解決されて逝かれましたか？
タイ国は在タイ外国人に対して保護者を設定します、家族Visaならば今度は子供さんたちが父親の保護者に設定されると思います。
リタイヤメントVisaにするにしても、もう既に子供さんを含むタイ人側の手のひらの上に置かれたようなものですから、あらゆる決定権が剥奪された状態、つまり子供の方にパワーが移行する歪みからくるリスクをどう解決されるのか、単に子供たちの善意に期待して自分をまな板の上に乗せるのか、もし息子さん一人に託した時、姉二人の出方はタイ人のそれとはならないか？
その辺りを続編にて公開していただけると我々後続の者にとって貴重な情報になるはずです。
失意のところ勝手なお願いなど申しまして失礼しました、奥様のご冥福をお祈りします。
で妻との疎遠理由が車2台か、なんだかな〜、本当に妻の死を悲しんでいるのかも嘘くさい。
もし本当に彼女の死が悲しいなら、今までの生き方を考えるべきだね、因果応報
このブログが好きだったので、なんか裏切られ感が強い。
男ってこんなものなのか。
残された者こそ食らえ
奥様の分まで強く生きなきゃいけません。
うさぎさんに笑顔が出れば、奥さんは幸せです。
うさぎさんのブログ、今まで楽しみに拝見させて頂いておりました。
奥様が亡くなられた哀しみは、掘り下げていけば愛する者を喪うという人間誰しもに通ずる哀しみでもありますが、世界でたった一人のかけがえのない奥様を喪うという、うさぎさんにしか分からない哀しみでもあると思います。
うさぎさんがブログを終了なさるのは私にとって大変残念なことではありますが、うさぎさんの人生はうさぎさんがお決めになることです。どうかご自分を大切になさって、これからの人生を歩まれて下さい。今までどうも有り難うございました。
私はチェンマイが大好きで、タイに滞在する時にはほとんどの時間をチェンマイで過ごします。いつかチェンマイの街角ですれ違うこともあるかもしれませんね…。
そして何よりも「ひと」の良いところを掬い取る温かい筆致にはいつも反省させられていました。（一度だけ「タイの方一般」をくさすかのコメントを差し上げた際には、ぴしゃりとお叱りを受けました。）
いつかどこかで再び航路が交差することがあるといいですね。みなさまのお幸せをお祈りします。
遅ればせながら、この度のこと、お悔やみ申し上げます。
ブログをお辞めになるとのこと。奥様のことをあれこれお書きになろうとしていたのを、止めようと考えを変えられたのは良いことだと思います。
でも、ブログをお辞めになるのは残念な気がします。新居をお建てになっている際の記事や、交通事故の記事など参考にさせていただきました。また、鋭い視点でお書きになったあれこれもありがたく感じました。
気持ちの切り替えがそんなに簡単に行くとは思いませんが、これから段々と前向きに生きていこうとされているように窺えます。そんな折の目新しいことについて、書いていただければ、また楽しまさせていただき、参考にさせていただけるのではないかと思います。
ご健康にお気をつけて、将来へ向かって前進していかれるよう祈念します。
いつもブログをバンコクより拝読しておりました。勝手に人生の先輩と思い、読していました。
移住、犬、人の日常、人の死まで、気取らない現実に沿った内容に励まされたり、応援しておりました。
ブログ終了、とても残念です。
前に向かいはじめたら、また是非ๆブログを再開して下さい‼︎ 勝手ですが、いちファンの希望です。最後になりますが、お身体ご自愛下さい。
また、日常等書きたくなったらお願いします。
ブログ終了ですか、残念ですが仕方有りませんね。
もう、1ヶ月になるんですね。早いですね。
また、再開される事をお待ちしています。
奥さまの生きた軌跡は興味深いものかもしれませんが、いなくなってしまってから（本人の許可なしに）個人情報を晒すのはどうかなと思っていましたので、これ以上書かないことには賛成です。
私の妻も奥さまとかなり良く似た境遇・気質ですので、共感を覚えます。未来の私を暗示しているかのようでもあり…。