妻が息を引き取ったのは、正確には5月20日の午後4時09分でした。
あっという間にプーヤイバーン(村長さん)や地域の人たち7~8人がやってきて、ベランダで妻のからだを洗ってくれました。妻が一番好きだった服を着せました。
気持ちよかったでしょうね。なにしろ長いことシャワーも浴びられなかったですから。なぜか、息を引き取る少し前から妻の顔が急に変わりました。闘病生活長かったので、本来の妻の顔ではなくなっていたのでしょう。昔の顔に戻ったようです。
葬儀は、まず昨日と今日がチェンマイです。といっても、昨夜は時間がなかったので、お坊さんを呼んで読経してもらっただけです。
リビングがやたら広いので、やりやすいです。何も通夜を自宅でやるためにリビングを広く設計したのではありません。でも、昨日は急にそんな気がしてきて、心の中で妻と一緒に笑いました。
これが終わったあと、お坊さんの青年は私の希望をかなえてくれました。夜遅く、たくさんの花をワロロット市場で買ってきてくれたのです。夜11時から祭壇づくりがはじまりました。
子供たちの中では、なぜか長女だけが手伝っていました。結構みんな楽しそうに作業していました。日曜一日だけのためですが・・・
今朝起きてみると、このように完成していました。一体何時までかかったのでしょうか?妻は花が大好きなので、大喜びに違いありません。
写真は、10年以上前のセクシーな妻の顔を使おうとしたら、上の妹が笑って制止しました。ダメだそうです。それで、いかにも主婦らしい割と最近の写真にしました。ちょっと太りすぎてますけど・・・チェンマイで暮らす妻の顔です。今は朝の7時前。
明日は午後にカムペンペットに移動して、実家のそばの大きなお寺で葬儀です。亡くなった昨日を入れて5日間、水曜日に火葬が行われます。
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色々な人生を歩まれて、うさぎさんと出会ったのです。
今は、有難うの声を遠くの世界で大声で叫んでいると思います。
本当に、ご苦労様でした。
こちらにコメントさせて頂くのは2度目になります。
私のタイ人の妻と奥様は同じ年ということを最近の記事によって
知りました。我が家の妻も若いうちに日本にきて働くように
なったなど奥様との共通点も多いようです。それだけに今回の
訃報に関しましては他人事とは思えません。
タイでの葬儀は日本とまったく違いますし、日取りも長いですので
大変かと思いますが、うさぎさん御自身もお体にはお気をつけください
奥様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
昨夜チェンマイの自宅での葬儀が終わり、いま妻の故郷カムペーンペットに向かっております。
妻は小さいときから人並み外れた苦労を重ねたにもかかわらず、とても綺麗な心を持っておりました。今は美しい花花に囲まれて、疲れた魂をゆっくりと休め始めたところだと思います。
皆様のお心遣いに、家族を代表してお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
奥様が安らかに天国に召されますように。
うさぎ様ご一家に平安がありますように。