その昔、からだが小さい例えに「トランジスター〇〇」という言い方をしたことがありました。トランジスター娘とか。しかし、これはズバリ、トランジスターの大きさのように思います。
今日の昼過ぎに大学から帰ってきたら、妻が手招きするのです。庭の隅っこに落ちていたのを拾ったのです。ラッキーが先に見つけたらしく、鼻をクンクンさせているので、その先を見たら、このヒナがいたのです。あわや、ラッキーの玩具になりそうなところを間一髪で妻が掬い上げました。
近くには鳥の巣は見当たりません。どうして落ちていたのか不思議です。鳥は卵から孵るはずなので、芝生の上に産み落とされるはずはありません。親鳥が咥えて飛んでいて落としてしまったのでしょうか?でも、生まれたばかりのヒナを運ぶ理由が想像できません。
妻は、ストローを使って牛乳を与えていました。見ていると、これがよく飲むのです。本来は生まれてすぐに小さな虫を食べるのではないかと思います。哺乳類ではないので、おっぱいを飲むという話は聞いたことがありません。はたして牛乳で育つのかどうか・・・
ともかく、拾ってしまった以上は放っておくわけにはいきません。明日までの命か、3日くらい生きるのか、それとも奇跡的に羽が生えてくるのか、ヒナの運命は神のみぞ知るです。
こういう場合どうしたらいいのか、私もわかりません。自然の摂理に従えば、芝生の上で息絶えていたはずです。でも、おなかが空いたら小さな口を開いてパクパクさせるこのヒナ、たとえ一日の命でも、命の愛おしさを私たちに教えてくれています。
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残念ながら小さなヒナは24時間ともちませんでした。生まれたばかりだと、親鳥から給餌されないと育たないのかもしれません。牛乳とかヤギの乳などは、どうやら消化できないようです。