「ここはタイだから」という珍事をたまに経験するのですが、またしてもやられてしまいました。
愛車の走行距離は、一昨日の時点で約13000キロでした。前回のエンジンオイルの交換は三菱の販売店で6500キロ走行時にやってもらいました。エンジンの洗浄もしてもらって、確か1800バーツくらいでした。それから更に6500キロ走っていますから、日本人の感覚からすると交換の時期です。最初は三菱の販売店に電話してオイル交換の作業予約をしようとしたのですが、前回と違って交換作業の手間賃が無料サービスにならないと言われました。手間賃が400バーツだというのです。
ちょっと思案して、今回はディーラーの整備工場ではなく、別のお店でオイル交換することにしました。タイヤやオイルなどを売っているお店がノンホイにあったのを思いだして行きました。オイル交換はフィルターの交換も含めて1660バーツでした。少しだけですけど、やっぱり正規ディーラーのお店よりは割安でした。ところが・・・
翌朝、つまり昨日ですね、車庫にオイルが少し落ちているのを発見しました。これまでこんなことはありませんでした。日本で車に乗っていた時も、ガレージがオイルで汚れた記憶は一度もありません。
量的には大したことはないので、問題のあるオイル漏れなのかどうか、すぐには分かりませんでした。でも、ふき取ってみると色が相当黒いのです。ボンネットをあけてエンジンオイルの状態を調べてみても、同じように黒いのです。おかしいな・・・昨日交換したばかりなのに黒すぎる・・・
このまま放っておくのはまずいような気がしたので、昨日の夕方、オイル交換したノンホイの店に行きました。ところが、社長のお母さんが急に亡くなったとかで店は早い時間に閉店していて、しかも1週間もお休みにするそうです。さあて困った・・・。ということで、今朝三菱の販売店に車を持ち込みました。そしたら・・・
三菱の人から証拠写真を撮っておけと言われました。左側の黒っぽく汚れているのはオイルです。パイプにも黒い点々が着いています。中を点検したところ、エンジン内の汚れがそのままで、しかも粗悪なフィルターに交換されているので、このまま放置するのはまずいと言われました。つまり、一昨日交換したばかりのオイルを全部抜いて、新しいオイルとフィルターにまた交換となりました。
一昨日は魔が差したというか、思慮が足りなかったというか、初めてのお店に飛び込んでオイル交換したのが完全な失敗でした。たった2日間で再度交換しなければならなかったオイルに1660バーツも支払ってしまったのです。400バーツの手間賃を惜しんだのがいけなかったのでしょうが、それにしても、新品のオイルに交換したのかどうかすら疑わしくなってきました。
結局、三菱のディーラーで支払ったのはオイルとフィルター代だけではなく、内部の掃除の手間賃がプラスされて2300バーツほどになりました。一昨日支払ったインチキオイル代と合わせると、約4000バーツです。参りました。さすがタイです。
でもよく考えてみると、もし車庫にオイルが落ちてなければ全然異常に気付かなかったと思われます。たとえば1か月くらい経ってからオイル点検してみてはじめて分かったかもしれないのです。それとも、少しずつオイルが漏れていたので、オイル不足のアラームが点滅したでしょうか?
タイのお店が全部インチキという訳ではないですが、やはり多少高くついても点検修理は正規ディーラーにお願いする方が安全なようですね。あくどい商売に引っ掛かった可能性が高いです。1週間後に証拠写真を持ってお店に乗り込むかどうかは何とも言えませんが、いい加減なお店でも潰れないのが不思議です。
ところで、一昨日のお店で「無料サービスでタイヤも点検してあげます」と言われて4本のタイヤを見てくれました。待合室で待っていると、「ちょっと来てください」と店の人に呼ばれ行ってみると、前輪の一つに釘がめり込むように刺さっていました。「これを抜きますか?抜いた方がいいですよね」と言われてお願いしたら、100バーツしっかり取られました。あれも怪しいような気がします。
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私も、三菱のピックアップに乗っていますが、オイル交換は、知り合いの整備工場にもって行きます。
それは、初回の点検(1000KM)の時、ディーラーでオイル交換をしますかと聞かれたので、料金を確認すると、オイルの質で値段は違いましたが、3千バーツ~4千バーツでした。
同行した弟が、それはかなり高いので辞めろといったのです。
その足で、オイル販売店に行き、オイルを購入(900バーツ)し、整備工場に行きました。
工賃(80バーツ)、100バーツ渡し、お釣りはチップに渡しました。
どちらが良いかは、人それぞれでしょうが、ディーラーでも、民間工場でも、信用できるところを選ぶ事だと思います。
長々、すいません。
うちもオイル交換の際にはディーラーか、せめてオートバックスにしようと思いました。
車体下部のあちこちオイルが飛び散っていました。交換しているときにずっと見ていれば対応が違ったかもしれませんね。
同じ三菱のディーラーでも店によって2倍ほど価格が違うのですね。びっくりです。
チェンマイの三菱ディーラーでは、ディーゼルオイル自体は合計7リットルで1000バーツくらい。それに洗浄液が465バーツ、フィルターが220バーツなど、全部で1700バーツ程度です。
1万キロごとのディーラー無料点検(10万キロまで)のときにオイル交換すれば、工賃はサービスになるそうです。でも1万キロごとの交換ではオイルの汚れがひどいのではないかなと思いますがどうでしょう。
工賃が安くて、作業も信頼できる整備工場があれば、一番いいですね。
タイヤの釘を、これみよがしに抜いてくれたのが何となく胡散臭く感じたので、翌日オイルが漏れているのを発見する前から悪い予感はありました。
何ごとでも、妙にわざとらしい動作を目にしたときは要注意です。
ガソリンスタンドでも安価です。
シェルのオイルがいいと思います。
最初に入れたオイル自体の価格は1380バーツなので、ディーラーの1055バーツより高価。カタログとは違う粗悪品を騙して入れたとすると犯罪ですね。