ついに私の浮気がばれちゃった？そんなわけはありません。私は日本人ですから。
「タイの男は浮気して当たり前・・・」これはいろんな人がまことしやかに言うことです。日本に住んでいる知り合いのタイ人男性も、働き者の日本人の奥さんと、可愛い小学生の女の子がいるにもかかわらず、ほとんど年中浮気してました。でも、ごく近しい親戚の中で「事件」が起こるとは思っていませんでした。
昨日妻とスカイプで話そうとしたら、とっても苦しそうな表情をしているのです。抗がん剤の副作用が出ているので、そのせいで顔を歪めているのかと思ったら、それだけではなかったのです。
わけあって中学３年生の娘が妻の実家のあるカンペンペットにいるのですが、その娘をおじさんが殴るという事件が一昨日勃発しました。おじさんと言っても、まだ２０歳です。妻の弟になる２０歳の若造です。弟が娘を殴ったから妻が怒っているのです。そして、殴った原因が娘にあるのではなく、弟の浮気だったというから、いっそう妻は憤っているのです。
彼は１６歳のときに同級生の女性と恋におち、１８歳で学校を卒業するや否や結婚、すぐに赤ちゃんが生まれました。その女の子はもうすぐ２歳になります。言葉も話すようになってきて、可愛い盛りです。彼はとても礼儀正しく、まじめに働く男です。家族を当然大切にしていくものとばかり思っていました。ところが、半年ほど前に女ができたようなのです。いったんは「もうしません」と奥さんに謝って一件落着かと思われていました。
その男にどうして娘が殴られることになったのか？
タイの田舎では、携帯のチャージはカードを買うのではなく、金額と携帯番号をお店の人に言ってチャージしてもらうシステムだそうです。その日、娘はおじさんから５０バーツを渡されて携帯のチャージに行きました。携帯番号の書かれたメモを持って。
その番号は、おじさんの番号でもなければ奥さんの番号でもありませんでした。でも娘は黙って頼まれた通り、その番号にチャージしてきました。そこまでは、何も問題はなかったのです。
問題は、その５０バーツでした。彼は手持ちがなかったのでしょうか、別の親戚のＮ子（中学１年）から５０バーツを借りて娘に渡していました。Ｎ子は彼から５０バーツをなかなか返してもらえなかったので、奥さんの所に行って返してもらおうと思ったのです。
奥さん「え？５０バーツを何に使ったのかしらね・・・？」
Ｎ子「携帯に５０バーツ入れたみたいですよ。」
奥さん「主人の携帯ならこの前チャージしてあげたばっかりよ。一体誰の携帯かしら？？？」
何か怪しいと直観的に思った奥さんは、お店にチャージしに行ったという娘に訊きました。
奥さん「誰の携帯に５０バーツチャージしたの？」
娘「誰か知りませんけど、この番号よ。」
娘は彼から渡された携帯番号の書かれているメモをまだ持っていたのです。何の悪気もなくそのメモを奥さんに見せてしまいました。だって、まさかおじさんの浮気相手の女の番号だとはつゆほども思っていなかったからです。
さあ、このあとどうなったかは、もうお分かりでしょう。「もうしません」と謝った浮気が終わっていなかったことが発覚したのですから。これには奥さんというより、奥さんの両親がカンカンに怒りました。そして彼は家から放り出されました。
実は結婚してから奥さんの実家に住んでいたのです。実家はかなり立派なレストランを経営している裕福な家庭です。浮気されて泣き悲しむ娘の姿を黙って見ているような親ではありませんでした。
彼は、そうなったのは（私たちの）娘がメモを奥さんに見せてしまったからだと身勝手に考えて殴ったのです。２０歳の男が１５歳の女の子を殴ったのです。自分が悪いにもかかわらず。
妻もカンカンに怒っています。弟は奥さんの実家が裕福なのをいいことに、生活費をほとんど家に入れていなかったことも発覚しました。妻はそれを一番怒っているのです。
「最低の男だよ。自分の奥さんと子供を食べさせないで浮気する。これ最低。男じゃないよ。」
浮気することは、タイ人の男だったら日常茶飯のことなので、これほど憤ることはなかったでしょう。家族の面倒をちゃんとみないでおいて女を作っていることと、それがバレたからって、１５歳の娘に手を出すなんて、到底ゆるせるものではないわけです。
妻はいつも私に言います。「浮気してもいいわよ～。ど～ぞ。でも絶対に分からないようにしろよな。ばれたらどうなるか、わかってるだろ・・・」
こういう感じで言い切るタイ人の女性は案外少ないのではないでしょうか。泣き寝入りというか、我慢してしまう女性が多いような気がします。
妻の一番下の妹も、夫に浮気されて困っていた時期がありました。夫婦喧嘩したかどうかまでは知りませんが、表面上は堪えていました。そのおかげか、旦那のほうも改心して、今は家族をものすごく大切にしています。私も先日会った時に「もう浮気してないかい？」とタイ語でひやかしたら、「今はしていません。心が変わりました。」と返事してくれて安心しました。
いま浮気している弟も、まだ若いから、家族の大切さが身に染みて分かる状況にないんだと思います。だからといって、娘を殴ったことは私も許す気にはなりませんけど、家族のありがた味はいつか分かる時が来るのが普通です。まるで経験者みたいな言ですけど（笑）。
今日は多少脚色してますが、タイ人男性の浮気癖についての暴露ネタでした。
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義姉の旦那は一人っ子で、素晴らしく愛情深い母親に育てられ、かなり我儘に育っているようです。ごく普通の農家の跡取り息子です。
一方、極貧農家ともいえる環境で育った義姉は、ある理由により１６歳と若くして見合結婚しました。一人娘をもうけ、貧しいながらも彼の両親の多大なる援助のもと、共働きによる収入増しもあってか、窮すること少なく順調に過ごしてきたようです。
そんな時に、幼い時から可愛がってきた奥さんの妹が日本人（私）と結婚します。たちどころにその経済力は逆転し、あれよあれよという間に彼らの立ち位置がズレてしまったのです。姉としては、文字通り一瞬で大金持ち？（比較的）に変身したかのような妹の幸福を喜びはしますが、やはり自分の境涯を振り返るにつれて、内心忸怩たる思いもあったことでしょう。実母などは、臆面もなく実利を重視しますから、貢ぐ量で簡単に評価が上下します。「お前の旦那は困ったもんじゃのう」と皮肉られた話も聞いています。
更に面白くないのは旦那の方で、非常にやりにくい立場に立たされたものだと推測できます。一生頑張っても買えないような資産を見せつけられ、しかも比べられたりするのですから、たまったもんじゃありません。妹夫婦の向こうを張って、無理して融資を受けて新築の家も建てましたが、借金だけは重石のように圧し掛かります。同時期に養豚業も始めましたが、初期投資が大きくて、思ったようにキャッシュが残りません。それに育てた豚が売れるまでに何か月もの間、売り上げゼロが続くビジネスモデルです。（本来は資産家が人を雇って農業と平行しながらやる事業なのかもしれません）
一人娘は育ててくれた祖母が溺愛したためか、それとも遺伝のなせる業か、一人っ子ってのが悪いのか、超我儘に育ってしまい、親の気持ちも考えずにボンボン私立大に入学しました。
もちろん旦那に金銭的余裕などないでしょう。しかし本来我儘に育っている彼です。自分の楽しみを我慢してまで、稼ぎのすべてを娘に注ぎ込むほどの甲斐性など持ち合わせていなかったのかもしれません。高校から大学へと高騰する学費以外の全ての費用を嫁の負担にしてしまったようです。全てですから、アパートに住みたいといえば出してやり、wave125iが欲しいといえばローンを組み（のちに盗まれローンだけ残る）、スマホが欲しいといえば・・・。その間、朝晩の豚の世話以外の時間を有効活用して稼ぎを増やせばよかったのですが、そこは田舎のタイ人、昼から飲みます。「うちの嫁はわかってねーよ、あんな学校行かせるなって言ったんだよ。俺の計画丸つぶれだよ」というボヤキが聞こえてきそうです。
彼が娘を愛していないわけではありません。ちょうど酔っぱらっていた時に、娘が彼氏を連れて帰郷しました。可愛いじゃありませんか、新築の家を見せることにより、裕福な彼氏を安心させようという目論見もあったんでしょうね。そんな子供の心親知らず、何故か激高した親父は、散弾銃を新築ピカピカの天井にブッ放し、周囲を唖然とあせたくらいの娘想い？なのです。（その後、彼はドン引きして逃げちゃった模様）
ちなみに、バイクが盗まれた後、友人と同じベスパが欲しいという娘を無視して、義姉は自分が乗っているボロボロのドリーム（10万Km超）を与えました。しかし極最近、内緒でそれを担保に借りていた1.5万Btの借金があることが発覚しました。交通手段のない娘から取り上げて物納することもできず、結局その全額を嫁に支払わさせたのも彼です。
なんといいましょうか・・「自分の土俵だけで相撲を取ってればいいものを、何を血迷ったかK-1のリングに上がってしまった曙状態」といいましょうか。そんな彼が「頑張ってない」と誰が言えましょうか？ 曙は自ら血迷いましたが、彼の場合は外部要因というか、運命に翻弄されたのです。隔世の感を禁じ得ないと言っちゃっていいものかどうか、判断に迷うところです。
彼の頭脳とその性根を考慮して、考えうる全てを投じて頑張ったのではないかと思うのですが、結果は無残な方向へと流れております。そして彼は同郷の恋人へと流れてゆきました。５年ほど前にも騒動がありましたので、たぶん彼女だとは思います。そんときゃ泣いて詫び入れてましたが、今回は別居となり、長期へと戦況が伸びています。
それが今のところ、彼にとって一番落ち着く、そしてシックリ来る立ち位置なのでしょう。同時に失った自尊心も満足できるのではないかと。 つづく
次に「50Btもない」に違和感を覚えました。マスオさん状態ということで、しかも奥さんの実家が裕福である。それなのに彼は50Btも持ち合わせていない。彼は働いてはいるが、奥さんにはビタ一文？入れていない。では奥さんは、実家の事業から収入を得ているのか、それとも両親から小遣いもらっているのか？・・・どちらにしろ旦那とは別会計ですね。それが、彼の収入を上回っている可能性もあるってことで、失礼ながら比較的貧困家庭で育った彼が、自尊心を感じることができなくて、やる気を著しく削がれている可能性は否定できません。
それに、15歳の姪御に手をあげたというのは、かなり精神的に追い詰められている可能性もあります。もしかして、家庭内で無能者呼ばわりされたりしてませんか？
もともとは「礼儀正しく、まじめに働く」ということで、性格悪く育っているわけではありません。異常値に振れていると見た方がいいでしょう。
もし異常値でなければ、彼は「遠慮しなくていい状態ならば、なんでもする人間だ」となります。近くに散弾銃もった親父がいれば、怖くて遠慮して殴りませんが、彼女を守る人がいないから遠慮なく殴ったとなれば、それは娘さんにとって非常に危険な状態なので、速攻で引き揚げさせた方が無難でしょう。でもそうではないわけで、本来は誠実な好青年だということで異常値だと思います。
暴力をふるったという事実は許されるものではありませんが、それは皮膚の上にできたデキモノと同じで、問題の中核は暴力という目に見える現象にあるのではなく、その体内にあることが多いのではないでしょうか。
「では、男としてどうか？」と言われれば、もちろん不甲斐ないでしょう。しかし、彼の生まれ育った環境から培った人間性、心根の部分はもしかして、現在の置かれている立場に悲鳴を上げているかもしれません。
つまり「自分が食わせてやってるんだ」「俺ってスゴイ」という気持ちを欲しているんじゃないかと、ふと感じた次第です。
もしそうであるならば、彼の奥さんの家庭内で取るべき手立ての一つは、何とかして彼女をもう一度「見た目可愛く」、いや「見た目か弱い」女性に戻してあげることとではないでしょうか。「あんたがいるから、私がある」みたいな。（無理かな？）
頑張っても出来ない領域もありますから、「お前、ダメなやっちゃのう」と叱咤するだけではなく、周りがそんな彼の限界も理解してあげて、できる領域で戦わせてあげることも必要だと思いました。
もしやらなければ、今回彼に違った縁ができちゃったわけですから、私の義兄と同じ道をたどる確率が高いと思います。即ち、分を超えた無理な戦いを挑み、ニッチもサッチも行かなくなり、そして自棄になって浮気を繰り返すというシナリオです。
もし家族の有難味を知る時が来るとすれば、それは家族がボロボロに離散した後となるかもしれません。
以上、私や家族の失敗も絡めた考察でした。（論点がズレてたり、間違ったこと言っちゃったかもしれませんが、もしあれば許してください）
私にとっての義理の弟の浮気の真相は、先日聞いたばかりなので、昨日書いた以上の詳細は分かりません。
ただ、妻の言い分はこうです。「すべては父親のせいだ」と。つまり、かつて浮気、酒、博打という３大悪癖に浸っていた父親がいるのですが、その悪い遺伝子を受け継いでいると単純に考えているようです。
私は、そのような遺伝子説には与しません。むしろヤムクワプルーさんの分析、つまり弟の奥さんの実家が裕福なので、「俺が家族を支えている」という実感が希薄になっていたことが浮気の遠因かもしれないと思います。
マスオさん状態の男がみな浮気するとも思えませんが、「自分が何をやっても家族は路頭に迷わない」と思いこめば、不良になりやすいと思います。誠実で真面目な男でも、「妻や子供は困らない」という安心感が浮気をしやすくするのです。
彼には奥さんの心の痛みを考える余裕などはまだないです。それを考えられるくらいなら、絶対にばれないように、うまくやるはずです（笑）。
今回の記事では娘さんに対して暴力を振るわれたということですね。
タイ人の義弟が浮気をするのは普通と思います。
16才で子供が出来るような締りのないタイ人は殆ど浮気します。
日本男性と違うので性欲に翻弄される男はその後も本能のまま過ごすでしょうね。
早めに縁を切ることが肝要です。というか今回の娘さんが暴行された事件は縁を切るチャンスかもしれませんね。
私は四月中旬までチェンマイにいますのでウサギさんが来チェンマイする際は御声掛け下さい。
よければお食事でもご一緒にどうですか。
義弟ですが、小学生の時から知っていますが、性格はとてもよい子でした。性格と女癖は違うので、直らないかもしれませんね。
それこそ妻は「もう縁を切る」とカンカンに怒ってました。５０過ぎの親戚の叔父さんが説教したのですが、その叔父さんも浮気経験者だそうですから、いまいちですね。父親を含めて説教する有資格者がほとんどいないでしょう（笑）。
チェンマイに落ち着くようになったらお会いしたいですね。ソンクランの前に引っ越したいのですが、諸般の事情でまだ分かりません。