楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

スコアカードを持ち帰った息子は・・・

2013-10-25 11:00:00 | タイのゴルフ

昨日は珍しいコブラ騒動が出来したので、息子のゴルフのことは全く触れませんでした。鮮度が落ちますが、記録として今日書いておきます。

一昨日の初ラウンドのあと、先生が「親がいると厳しくできないので、明日はお父さんもお母さんも遠慮してください」と言っていた意味が分かりました。厳しい指導とは・・・

昨日の朝は先生と息子の2人だけではなく、同じスクールで指導を受けている2人の生徒が一緒でした。先生のフィアンセも再び加わりました。生徒の一人は、小学校6年生の男の子です。父親がスクラッチプレーヤー(ハンデゼロのアマチュア)ということもあって、4歳からゴルフを始めました。腕前は、平均スコアは現在80前後のようです。アンダーパーを出した実績もある子です。

そしてもう一人は、その男の子のお姉さんで、車を運転するところから判断すると、年齢は18歳以上、おそらく20歳くらいでしょう。でも男の子とは違って、ゴルフを始めたのは1か月半前という全くの初心者です。

さて、先生の厳しい指導とは、あれこれ打ち方を教えることでは全くありませんでした。それは、OBやロストボール等は別として、失敗したからと言って同じ場所から打ち直しすることを認めず、すべてをあるがままにプレーし、厳密にスコアを記録するということでした。息子が家に帰ってきて、「お父さん、はい」と言ってスコアカードを私に渡してくれてそれがわかったのです。各ホールのスコアとパット数がきちんと書いてありました。どうやらキャディーさんが書いたもののようでした。

失敗しても打ち直しをしないというのは、コンペでもない限りはなかなかきちんと実行することが難しいのではないでしょうか。私もティーショットが池に入ったりすると、ローカルルールで決められた場所からではなく、ティーグラウンドから打ち直すことがコンペ以外ではたまにあります。何も言わなくてもキャディーさんがボールを渡してくれることもあります。自分でペナルティを加算するならそれでもいいのかもしれませんが、そうでなければ完ぺきな違反行為ですね。

もちろんそのことは誰でも知っています。野球に喩えれば、三振したのに「もう1球お願いします」と言っているのと同じです。試合でなければいいじゃないかと考えてしまうのですが、ありえないことをしているのです。先生は、まずそういうことをする癖がつかないように指導を始めたのです。それが「明日から厳しくする」ということの意味でした。初日にスタートでチョロしたとき、「マイペンライ。もう1回打ち直しなさい」と言ったのは、先生じゃなかったかなあ・・・(笑)。

4人プレーしたうち、スコアカードを正確に書かせたのは男の子2人だけだったそうです。先生のフィアンセと、これまた初めてプレーする20歳の女の子はまだその域にも達していないと判断されたのでしょう。それとも、女には甘いのかな?

ペナルティなしの打ち直しをしないでスコアを記録することは、ゴルフの基本の基本です。息子のスコアカードを見ていて、よ~し、私も次からは絶対にルール違反の打ち直しはしないぞと固く決心しました。試合以外では人様がどのように記録していても口出ししてはいけないですが、自分も息子と同じように、ゴルフのルールは守ろうと決めました。スポーツですからね。

さて、昨日の息子のスコアですが、ひょっとして9ホールで50を切ってくるかと期待もしたのですが、残念ながら59でした。たぶん初日に、打ち直しを認めずに厳密に数えていたら、60は超えていたでしょう。スコア自体よりも、問題はプレーの内容です。

目撃していないのではっきりしたことはわかりませんが、パットの出来がひどすぎます。まず最初の364ヤードのパー4は、4オン5パットの「9」と記録してありました。5パットというのは、さすがに私でもやった記憶がないような気がします。

息子の話によると、最初のホールはドライバーを使ってうまく打てたそうです。でも、4オンということは2打目か3打目がうまく行かなかったのでしょう。それで気落ちして、出だしのホールということも手伝って、パットで大失敗したに違いありません。まるで目に見えるようです。

スコアにこだわる必要はないのですが、ゴルフはスコアを記録するものなので、やはり2回目であっても大切だと私は考えます。18ホールに換算すると、だいたい120で回ったことになります。パットがひどいとは言え、初日と同じで9ホールのうちボギーが2個、ダブルボギーが3個。上出来です。初めてのラウンドですから褒めてやりたいと思います。パットとショートアプローチの練習にも精出せば、18ホールで100を切るのはスグでしょう。息子とはいえ、人のことは簡単に言えます(笑)。

ところで、4歳ならいざ知らず12歳にもなったら、スコアカードは自分で記入するように次から指導されるかどうか、注目したいところです。息子がそう指導されたら、私もそのようにしないと様になりませんからね。タイに来てから、キャディーさんまかせの癖が付きましたから辛いところです。ただ、正式のゴルフルールには、自分のスコアは自分で記入せよなどとは一切ありませんので、多分そういう指導はされないと思います。プロの試合では他人がスコアを記入しますから、通常はキャディーさんが書くことに何の問題もありません。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
経験あるのみ (ribon)
2013-10-26 13:28:24
私の経験ですが、ゴルフを始められて直ぐ上達するのは、ドライバーでしょう、私は駄目でしたが。ですがパターとかアプローチは練習とは全く違がいます、息子さん、コースデビューで120素晴らしいでは無いですか!息子さん芝の傾斜や芝目経験の無い中で読めといつても無理でしょう、もし息子さんが出来たなら、さくらパパと同じでウサギさんはタイでの政界デビユーでしょう、経験を積み、アプローチ、パツト、コースの戦略を極めるしかないとおもいます。ウサギさんはタイの政界でビユーに備えてタイ国籍の取得を考えられても良いのではないですか?
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ribonさんへ (うさぎ)
2013-10-26 15:11:15
コメントありがとうございます。
今日のコメントは、例によって「大預言」なのでしょうか?
それならば、本気でタイ国籍の取得を考えなければなりません。でも、?が付いてますので、やっぱり冗談ですね(笑)。

昨日は先生がいなかったので、私と2人、練習場で5メートルと10メートルくらいのパター競争をたっぷりやりました。パターでは私も成長途上にありますので(笑)、まだまだ未熟者には負けません。息子は今は問題外です。5パットするわけです。

仰るように、ショートゲームは練習量とコースでの経験です。私も今はものすごく暇なので、パットの練習量と経験で私に追いつくことは当面無理でしょう。ざまあ見ろ!ですね。
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