今朝妻は2か月ぶりにチェンマイ大学病院で診察を受けました。実は9月7日が予約していた診察日だったのですが、妻はバンコクに行っていて、すっかり忘れていました。それで2週間遅れで病院へ行きました。もちろん予約は失効しているので、数時間の待ち時間を覚悟していましたが、お昼前に行ったせいか、予約の患者が途切れていたのですぐに診てくれました。
妻はチェンマイ大学病院以外にも、バンコク近郊(シンブリー)のがん専門クリニックで免疫療法の薬を処方して貰って飲んでいます。このブログの読者はご存知の方も多いと思いますが、妻の乳がんはもう6年越しになります。現在は右の腋の下に目に見える転移病巣があります。ほかの臓器等に転移しているかどうかは、はっきりしたことは分かりません。でも今のところ症状は現れていません。
9月上旬にバンコク近郊のがん専門のクリニックで診察を受けたところ、担当医の見立ては「免疫を高める薬が効いているので、よい方向に行っている」というものでした。そして今日のチェンマイ大学病院の主治医は「もし抗がん剤をやってみたいと思ったら、いつでもいらっしゃい。」というものでした。3か月前から始めている免疫療法については否定も肯定もせず、「結構お金がかかるから大変じゃないですか」とコメントしただけでした。
妻が「腋の下の傷は治る可能性がありますか?」と聞いたら、それはまずない、という答えでした。とにかくその傷のために、必ず毎日、近所の診療所か病院で傷の消毒をしなければならないので相当の負担があるのです。
本人の感覚としては、がんが転移している右腋の下の傷は縮小していませんし、むしろ若干拡大しているように見えます。かなり激しい電気ショックを受けたような痛みもしばしば発現します。ただ良い感覚としては、右腋の上の鎖骨近くにあった1~2センチくらいの大きさの硬い複数のシコリが消えてなくなり、柔らかくなりました。チェンマイ大学病院の主治医もそれは触診で確認しました。
再発・転移した乳がんは一種の慢性病です。妻はこれからどれだけの余命があるのか、誰にもわかりません。私としては、できれば私よりは長く生きて、子供たち3人のこれからを見守ってほしいなと思っています。
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ぼくも少し品行を改めるように努力します。
積善の一家だなんて、まあ妻以外は対象外ですよ。
私も品行を改めた方がいい口です。