Joie riche

日々のレッスン記録etc

カプリからナポリへ

2010-01-05 10:15:16 | ドンアルフォンソ・旅

 2010年2のレッスンカレンダー  HP  にてUPしています 

      ご予約受付開始は2010年1月6日(水)10時~
             ※初日はメールのみにての受け付けです

     なお、お菓子教室Minori先生の2月のクラス・・
     メニューはクグロフです。
     2月7日(日)14時~単発のお席が2席ご用意可能です。
     こちらの単発でのご予約も通常予約と同様に
         
2010年1月6日(水)10時~ 初日はメールのみにての
         
受付となります。

 

 

 

  -サンタアガタに行く、ということは、ドンアルフォンソに行くことを意味するー

 

研修4日目の野菜料理 の前に2日間カプリ島に参りました。

カプリで「おのぼりさん」のごとくお買い物をしてしまったので
(決してブランド物ではございません・・)
チェックアウトの際、コンシェでサンタアガタ、ドンアルフォンソへ 「宅急便」 の依頼をしました・・

ところが・・サンタアガタに到着するのは早くても1週間後、約2週間ほどかかる・・と。

えっ、海を渡ってすぐ!!じゃないの? 
荷物が着くころには日本に帰ってるじゃん!

日本での「翌日届く」という概念がガラガラガラ・・・と・・ 

仕方がないので、カプリ用に用意した小さなスーツケースと
お買い物をして巨大になってしまった(つめるだけ詰めた)バッグを持って
ホテルクシサーナを出発。

坂道で道路が狭いカプリの街中は車は通れません。
さすがは5つ星。ポーターがウンベルト1世広場まで荷物を運んでくださり、
広場でタクシーまで待機でした。

タクシーで山道をおり、港に行く間に、何を思ったか
「ナポリに行こう!!!」 と・・

「チケット売り場でおろしてください」・・・

カプリからソレント(サンタアガタ)に戻る予定でしたが・・・
気分まかせ、ノープランの私は、なぜだか「ナポリ」に行こうと・・・

ナポリは危険だから一人ではダメ! ときつ~~~く言われていたので、
実はナポリの地図も何も持っていない、

自分でもなぜナポリへ!という発想が出たのかわからない・・・

タクシーの中、わずか数分で
「ナポリに行ってマルゲリータ発祥の地、ブランディに行くのだ!
マルゲリータを食するのだ!」 と思ってしまったわけでございます・・

ナポリまでのチケットを購入。。


岸壁に行くと・・・

ホテルクシサーナのポーターが「ノリコ・ノリコ」 と私を探している。

なんとソレントに戻ると思っているホテル側のポーターは
きちっとソレント行きのJETのチケットまで用意して港で私を待っているのです。

これには非常に驚きました

ポーターに
「ナポリに行くことにした・そこの売り場でチケットを買った」 と
告げたら「うわおぉ~」とちょっと驚かれて(あきれられて)しまった。。

後にドンに戻って通訳のYokoから聞きました。
「あそこのホテルには自分で港で船のチケットを買うようなゲストは泊まりませ~~~んっ」と・・

ナポリ行きのJETに乗る・・

乗船後・・明らかに ソレント→カプリ間の優雅なジェットの雰囲気と違う・・
また、たまたまなのか、乗客も少なく、ちょっと「怪しげ」「狙ってる」 風のおじさまが近寄る・・

私はノーメイク、宅急便で送れなかった大荷物を持っている、
そして、(一応)女性 一人・・・

万が一ナポリに行くときはピアス、その他、装飾品は一切付けない事、
ブランド物は持たないこと、お財布を絶対あけないこと。。

と、散々日本で注意を受けていたので
ほんとに、「放浪」 者のようないでたちだ・・

・・・ということであきらめられたようだ・・

第一関門突破

 

緊張しながらナポリについた。

ここからがまた大変。

今思い返しても自分でもよくやった、と思えてくる・・
というか、旅の面白さをまた感じることになった・・

地図も何もない。。

でも、ブランディに行くのだ!!

ブランディの近くには有名な 「ガンブリムス」 のカフェがある。

そこを目指してひたすら歩く。
サラリーマン風の男性、また、主婦風な方に道を聞き、なんと即到着!!

(しかし、後日談で、友人から 港から向かうあの道は絶対通ってはいけない場所だ! と
聞いてしまった・・) 

 
ガンブリムスから少し歩くと


うわぁ~~あった!ブランディだ!


メニューにも王女が・・

 


 
老舗って感じ。


巨大なピッツア。

完食は無理です・・・

中心のみ食べることにした・・

お味は普通のマルゲリータ、というのが正直な感想。
しかし、発祥の地、ということで感激深い思いになった・・


ブランディの2階のテラスに座ったのでそちらから町並みを写す。

 


帰りにピッツアの窯の前で写させてもらった。。

ナポリのおじさん・・そのままの感じの職人さんでした。。

 

そこから、、なんとナポリの中央駅まで
重い荷物を抱えてひたすら歩くことになる・・・

この面白話は サロンで、大概しゃべっておりますので・・控えます

 

 

 

駅までの間、数々の建造物を見ながら、ナポリの街をぶらぶら・・

おおきな荷物を抱えているにもかかわらず・・

ブーツを2足(ちょ~~安いです・・まだほしかったぐらい・・)
子どもの革ジャンを2枚、靴&トレーナー を購入。

ますます巨大化している荷物を抱える怪しげな日本人が
歩いているのでした・・・

ナポリには、やはりマフィア風な怖そうな方々もちらほら・・

しかし、誰一人として声をかけられなかったのは(客引きにも・)
巨大な荷物を必死で抱えて道をひたすら歩く私が
あまりにも「かわいそう」に見えたからでしょう・・

ナポリにはポリスがあちこちにいます。

途中で道を尋ねるときに「タクシーに乗るべき」「バスはあそこだよ」 と
ポリスに言われてしまうほどでして・・

ナポリ中央駅に到着後、動物的な感が鋭い私は
ソレント行きの電車のホームにも無事到着。(ここはかなり難解な場所)

日本のように丁寧に案内板がないのよね・・・

などと言いながらチケットを買うのでした・・

(チケットも自動販売機などなし)


ナポリからローカルで(各駅停車)でソレントまで・・

ゆっくりのんびり、大荷物を抱えて、ちらっちらっとそそがれる視線に耐えて

無事にソレントに到着。

 

ソレントからサンタアガタはバスに乗ります。

しかし、この荷物でバスに乗るのは・・・ちょっと大変かも?

タクシーにしよう。
でもタクシーは先に値段を聞かなければ・・
交渉して20ユーロであればタクシーに乗ろう!と・・

電車に乗りながら考えていた。


帰ってきた返事は「44ユーロ」 

バスにしよっと・・ 想定した金額の倍だったのでバスにした・・

日本ではありえない発想です・・・
(しかし44ユーロは妥当だ、と後で聞いた・・

 

バスに乗って巨大な荷物を抱えて帰ってきた私・・

ドンについたのは19時過ぎ・・


カプリからそのまま戻ってくると思っていたドンアルフォンソでは
帰ってこない私を、お休みなのにスタッフの方が待っていて下さり・・

ナポリに行った・・と言ったら非常に非常に驚かれてしまった・・

(やはり、このようなゲストはいないのでしょう・・
日本人の評価を下げてしまっていたらどうしよう・・

夕食を準備しましょう、と言われましたが、さすがに申し訳ないと思い、
近くのレストランに案内してもらった・・

 


アットホーム感満載のステキなレストランでした。

 


ペペロンチーノと・・


マルゲリータ

お昼と一緒ジャン!! 芸がない・・と思いながら・・

 


ナポリでの珍道中のあと 温かいファミリーにほっと癒された時間でした。
 

 

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