当方の師匠連でかなりの知識ホルダーのお一人である、【一休さん(@1kyusoujun)】殿がTLを挙げておられたので、掲載しておく。
もっとも至極のコメントである。
しかも、知識を持った上でのこのコメントなので【虚偽】を用いた【誹謗中傷】レベルではない。
引用《
秦郁彦『南京事件』はきちんと硏究して書いた樣な見せ掛けだが、中身はかなり出鱈目で、多くの人に誤解を與へてしまつてゐる。
著者の秦郁彦氏には、謝罪と訂正を記した『南京事件』の新版を必ず世に出して貰ひたい。
出版社からもさう秦郁彦にはたらき掛けて頂きたい。
》
【絶版】と言うよりも、【謝罪】と【訂正】の【論攷】を加えた【新版】を出すべきですわな。
これを出さないというのは、【中央公論社】が【グル】であると言う事なのですわな。
もう【中央公論社】が【出鱈目を拡散する】という【出鱈目出版社】と言う事になりますわな。
そんな【出版社】はこの世に【必要】在りません。
機会があれば挑んでみますが、当方もそれ程得意とは言えませんわ。
昨日の秦郁彦が『南京事件』で使つてゐるインチキ寫眞の件ですが、
二つあります。
一つは秦『南京事件』13頁の生首寫眞。
これは『LIFE』1938(昭和13)年1月10日號からとありますが、日本軍の仕業と言へるのかどうか。東中野『南京事件「証拠写真」を検証する』153頁によると、『LIFE』には、誰が首を斬り、誰が置いたのか、撮影者は誰か、については解説は無かつたとあります。
もう一つは、秦『南京事件』221頁の略奪品を運ぶ日本兵と解説された寫眞で、寫眞そのものではなく、寫眞解説がインチキなものです。これも『LIFE』1938(昭和13)年1月10日號から採られたとあります。
東中野前揭書208頁によると、これは毎日新聞の佐藤振壽氏撮影で、佐藤氏本人は阿羅健一氏の取材に答へて、荷物を運ぶ日本兵を撮つたら、何時の間にか徵發した荷物を運ぶ日本兵といふ説明が付けられてゐたと言つてゐるとの事でした。
この二つの寫眞及び寫眞解説を檢證して、インチキだと證明出來れば、畫像付きでブログ記事が書けるかな、と思ひまして。
『LIFE』の記事探しが嚴しいですかね。
https://9212.teacup.com/kingendaishi/bbs