ユウガフ(yougov)と言うイギリスの調査会社がある。
ご存じでしょうか。
インターネットを利用できる、34ヶ国のパネリストから男性25名、女性25名のアンケートを行い集計する民間会社である。
このたび、2015年の人道的に尊敬される人物なるもの選定があった。
その結果、
男性 1位ビル・ゲイツ氏、2位バラク・オバマ氏、3位習近平氏
女性 1位アンジョリーナ・ジョリー女史、2位 マララ・ユスフザイ女史、3位ヒラリー・クリントン女史
と発表された。
WEBサイトでは、日本でこのような調査が成されたのか、当方が英語が不案内なのでわかり得ないが、
画面から察するに、重きは置かれてないような感じである。
「人道的に尊敬される」を選ぶとあるが、
何故、習近平氏が、3位にいるのかサッパリ分からない。氏に人道的に尊敬できる行為があるのか知りたいぐらいである。
メディアのハフポストや、ロイターで
「「世界で最も尊敬される女性」マララさんやヒラリー・クリントン元国務長官を抑えて1位になったのは...」
との見出しで銘打たれているのは心外である。
統計は完全ではない。「世界で最も尊敬される」とは、選ばれた面々を見るとプロパガンダしか見えない。
そして、アンジェリーナ・ジョリー女史は、言わずと知れた『アンブロークン』の監督であり、
日本人を一方的に悪の対象とした人物である。
こういう図式が成り立つ。
日本悪の映画制作=アンジェリーナ・ジョリー女史は、世界で最も尊敬される女史が作ったその映画は事実。
ハリウッド、そこは支那資金の影響下にある所である。そこで日本への工作が続けられているのは確かである。
しかしながら、全てが支那の影響ではないのが恐ろしい。
今回の問題は、
今、米国が日本をどう考えているか。一つは重要な同盟国とは認識しつつ、
TPP交渉などに見られるように、日本の弱体化を狙っているようにもうつること。
対日本への米国国民へのプロパガンダカードを作ったということ。
また、これは民間会社の調査であり、営利目的で収集されている統計情報である。
利益のためには、どんな人物を選定しても問題はないのである。
関係団体が要求するような統計結果を出しても何ら問題ではない。営利目的であるから。
問題は、これをメディアが取り上げ、全世界にばらまくことが一番問題なのこと。
背筋の寒気がするようなことが、起こりつつあるような気がしてならない。