1月なので小三治師匠の『初天神』を聴いた。初天神は1月25日らしい。親子で初天神に行って、団子や凧を取り合うクスッと笑えるかわいらしい噺で気に入っている。
子供が大人を振り回す噺が結構好きで、『桃太郎』や『佐々木政談』、『真田小僧』などよく聴く。
今ではよく聴くようになった落語だが、数年前までは全然聴かなかった。雲田はるこさんの『昭和元禄落語心中』はずっと追っていて、「落語」に興味はあったが実際に聴くとなかなか集中できないで、少し退屈に感じていた。けれど、佐倉準さんの『湯神くんには友達がいない』という漫画を読み始めて(青春物で落語の話ではないのだけど)あまりに湯神くんが楽しそうに落語を聴いているのを見てから、なんだか私自身も楽しく落語が聴けるようになった。何がきっかけになるか分からないものだ。
余談だが、お正月に機会があって着物を着せてもらった。恥ずかしい話だが、着物を着崩さずにだらける方法ばかり身につけて、相変わらず着付けもお片付けもできない自分自身にはあきれ返るばかりだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます