新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』の感想。最初に見た宣伝の印象は「ハウルみたいなお兄さんいるな…」だった。
●私の思う良かった点
・音が良かった
→効果音、BGM、挿入歌の使い方が私の想像する“ザ・映画”という感じで、観ていて気持ちがよかった。新しさはあまりないのかもしれないけど、個人的には好きだった。
・人物が見やすかった
→登場人物の描き込みが少なめで、情報量が少なく2時間くらい見るにはちょうど良く感じた。
・すずめが可愛かった→すずめが可愛かった。
・おじいちゃんの声が松本白鷗さんだった→白鷗さん大好き。
●よく分からなかった点
・左大臣は結局何者だった?
・要石はなぜ抜けた?→単にもう耐えられない時期だった?それならやっぱり交換しないといけない(新しい生贄?が必要な)のではないのか?
・芹沢君は単に足だった?
●その他
・エヴァっぽいとことか、ジブリっぽいとことかが結構あった
→最初の廃墟ですずめが異世界、異次元と繋がるところが『千と千尋の神隠し』的演出だなと思った。
・イケメン大学生がJKに座られたり、踏まれたりしてる……
・草太さんが椅子になったのが怖かった
→これは自分でも予想外だった点で、ヒトがモノになっているのにかなり恐怖を感じた。草太さんが椅子になってから戻るまで、ずっと内臓がズクズクしてた。ホラー映画を怖がる質ではないので、ある意味ホラー映画より怖かった。もっとファンタジックな感じだと思っていたのだが…
面白そうだと軽い気持ちで観に行ったが、もう少し心の準備が必要な映画だった。
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