今日紹介するのは『ふることふひと』という漫画だ。飛鳥時代を舞台に、稗田阿礼(ひえだのあれ)扮する藤原不比等と太安麻呂が『古事記(ふることふみ)』の編纂をしていく内容で、他ではなかなか見ないテーマだ。
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『古事記』の解釈に関する歴史ミステリーと綺麗な絵柄、少しのラブコメ要素で、歴史が苦手な人でも読みやすい漫画になっている。
『古事記』は主だった話を子供向けに書き直されたものしか読んだことがないので、原文訳付のものが読んでみたくなった。
昔の日本語は現代日本語と大分発音が違っていたようだが、当時は『古事記』が「ぷることぅぷみ」みたいに発音されていたかと思うと、阿礼の語りを聞いてみたい気持ちになる。
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