グレイスシンフォニーオーケストラ Grace Symphony Orchestra

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NO.009 ホルン Walter Moennig

2008年07月16日 | GSOの楽器庫
この楽器は、シュターツカペレ・ドレスデンのホルン奏者、ペーター・ダム氏が使用していた(B♭シングル)ことでも知られる、メーニッヒのフルダブルホルンです。
旧東ドイツに位置する楽器の都“マルクノイキルヒエン”地方で製作されていたと思われます。またメーニッヒは現在、はちみつ作りに専念し、楽器はもうつくられていないそうです。



この楽器との出会いは、約2年前に当団のホルン奏者ルイスさんに譲っていただきました。それまでは15年以上ホルトンのみを使用してきましたが、メーニッヒはホルトンと同じクルスペ巻きと言われるタイプで、あまり抵抗なく吹き始めることができました。
しいて言えば、マウスパイプが長く感じたくらいです。
 楽器の色はイエロー(ノーラッカー)でありながら、深い音色で気に入りました!
どんな楽器でも言えることだと思いますが、“力”で吹こうとすると音が窮屈になり、楽器本来の響きが出ないことが顕著にわかる楽器だと思います。これまた私には良かったです。
自然体が一番ですからね・・・

 メーニッヒと出会った頃、私は新潟で細々と楽器を吹いていました。
仕事三昧の毎日だったように思います。丁度この頃、私の中で『ぷちっ』と何かがはじけて、仕事中心の生活から脱出し、音楽ときちんと向き合いたいと思うようになりました。新たな音楽ライフのスタートです!!そして、念願のJBWOに入団!
もっともっと芯のある、柔らかな音色を奏でられるようになりたい!音楽と向き合う時間を大切に、メーニッヒと共に進んでいきたいと感じています。
チャンスをくださった周りの方々に感謝です。ありがとうございます。
最近は月1回の練習参加が待ち遠しく、うずうずしている毎日です。

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