【謎を呼ぶQアノンの正体】
Qアノンの正体はいったい何者なのか?──これはQアノンがネット上に現れてから、常に世界中の話題にされてきたものです。
まず挙がったのが、トランプによる自作自演説。これならリクエストされたキーワードをツイッターに盛り込むことが造作もないからです。
高島康司という日本の研究家は共和党の自作自演説を唱え、〈ゆっくり解説〉というYou Tubeはワトキンス親子説など様々な説を唱え、月刊ムーの編集長・三上丈晴は「Qアノンの正体はディープステートかもしれない!」と冗談めかして言っていました。
では、Qアノンの正体はいったい誰なのか?
【Qアノンの本当の正体】
元アメリカ海軍大将のマイケル・ロジャーズ──彼がQアノンの中心人物だと言われています。
ロジャーズは2014年に世界中のありとあらゆる通信を傍受できるNSA の長官に就任し、カバールとディープステートの犯罪の証拠を収集し始めます。
そして2015年に「2016年、カバールはヒラリーを大統領にし、アメリカ国内で核を爆発させ、北朝鮮かロシアのせいにして第三次世界大戦を起こそうとしている」という情報を入手し、ディープステートの投票機不正操作を阻んでトランプを勝利に導きました。
【カバール打倒計画】
もともとカバールを倒す計画は、ケネディーが暗殺された1963年以降から始まったそうですが、「トランプを大統領にしてカバールに対抗する」という計画は、JFKジュニアが飛行機事故で暗殺された1999年頃から始まったそうです。
そしてロジャーズを始めとするQアノンの米軍勇士たちがトランプのもとを訪れ、カバールとディープステートによって世界が支配されていることを説明し、「我々米軍があなたと家族の命をぜったいに守るので、大統領になってカバール、ディープステートと戦ってください」とお願いしたと言われています。
【トランプがリクルートされた理由】
では、なぜトランプが大統領にリクルートされたのか?
アメリカ政界はディープステートによって裏から支配されており、その背後にはヨーロッパの悪魔集団カバールが存在する──こんな話をアメリカ国民全員に信じてもらうには、既成概念を一度こっぱみじんに破壊する必要があります。
そのためには誰にも予測できないとんでもない人物に大統領になってもらい、世界中の注目を一身に集め、いい意味でも悪い意味でも大革命を起こさないといけません。
それができる人物は、ただ単に変わり者、ただ単に破天荒、というだけでは失格。
変わり者で破天荒な上、人気、知名度、存在感ある風貌、カリスマ性、話術、そして経済力──これらを兼ね備えた人物でなければなりません。
トランプはあの顔と風貌を見ればわかるように、存在感とカリスマ性は申し分ない。
また、ニューヨークの不動産王という知名度もあり、テレビ番組の司会を長年務めたこともあって人気も話術もあります。
そしてアメリカは、資産や所得の多さで人間の偉大さが判断される国なので、貧乏人の大統領の声になど国民は耳を傾けません。
が、トランプならその心配がないのは言うまでもありません。
世界中の注目を集めながら既成概念をぶち壊し、カバールとディープステートと戦ってくれる革命的大統領──この大役を果たせるのは、まさにトランプ以外にいないと言っていいでしょう。
また、そのトランプを大統領にしてカバールに対抗するという計画を立てた、ロジャーズを始めとするQアノンの人たちの知略も見事なものです(笑)。
最後に、Qアノンの過去のとある投稿を紹介します。
「トランプは、ビリオネアーの快適な暮らしを捨て、自らと家族の命が危険にさらされることを承知の上で、リクルートに応じてアメリカと人類を救うために大統領になった」
【まとめ】
●Qアノンの中心人物は元NSA長官、元アメリカ海軍大将のマイケル・ロジャーズである。
●トランプを大統領にしてカバールに対抗する計画は、1999年頃に開始された。
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