オカルト伝説は事実である【対話篇】

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「WTCを爆破解体させることは常識で考えて無理がある」の噓

2024-08-12 12:17:13 | 陰謀論
 

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✳️【WTC爆破解体論争】
 ジョーンズ教授(筆者註:米ブリガムヤング大学物理学博士)は、WTCビル爆破に必要な爆薬は「2000ポンドを数人で仕掛ければこと足りる」と解説していたが、これも(筆者註:コントロールド・デモリッション社社長マーク・ロイゼアックスは)「基本的な部分が間違っている」と言う。
 
 「WTCビルを爆破するなら、フォークリフトで火薬を運搬しなきゃならないし、75人編成のチームで2ヶ月間自由にビルに出入りさせなかったら、そんな量の爆薬は設置できない。それ以外の方法では絶対にビルを爆破できない(中略)」
 
 9.11陰謀論を批判している『日刊イトイ新聞』の鈴木すずきち氏にも同様の指摘がある。以下、引用させていただく。
 
 《意味不明な言いがかりは置いておくにしても、“米政府はWTCに爆弾を仕掛けておいて倒壊させたんだ、だからあんなにきれいに倒壊したんだ”というよく言われる説は一瞬それらしい主張に聞こえます。ただ、この主張をする人たちはジョーンズ教授も含めて、あれだけのビルを倒壊させる量の爆薬をこっそり仕掛けることが可能かどうかを考えたことがないんじゃないんでしょうか?
 
 今までに爆破解体された世界最大のビルは、シカゴにあったJ.L.ハドソン・デパート。12人の作業員が24日間かけて、ビル内の1100箇所に2728ポンド(1233Kg)の爆薬を仕掛けたそうです。発破ケーブルの総延長が3600ft(10.9Km)。これだけの手間をかけて破壊したのは、地上33階、高さ439ft.(134m)、床面積220万平方ft.のビルです。
 
 WTCは地上110階、高さ1350ft.(411m)×2棟。床面先は2棟あわせて860万平方ft.大雑把にハドソン・デパートの3〜4倍の規模になります。(中略)
 
 WTCのタワーだけで1日4万人が出入りしていたのですが、いつ、どうやって、こっそり爆弾を仕掛けたんでしょう?誰かこっそり教えてくれないでしょうか。 奥菜秀次〈陰謀論の罠〉より
 
 
✔️【逆デバンキング〈2000ポンドの爆薬でツインタワーは崩壊する〉】
 「わずか2000ポンドの爆薬ではツインタワーを爆破解体することはできない」という反論なのですが、これは明らかな嘘です。
 
 基本的な部分が間違っているのは、100%マーク・ロイゼアックスと鈴木すずきちのほうです。
 
 スティーブン・ジョーンズと親交があるとあるベテランビル解体業者の2006年2月10日の言葉にこういうものがあります。
 
 「世界貿易センタービルの1棟を解体する場合、約1000ポンド(453Kg)のRDX(シクロトリメチレントリニトロアミン)があれば十分にできる。ビルの芯部やエレベーターシャフト部に火薬を仕掛ける場合なら、必要とされる作業員の数は通常なら10人で済むだろう」
 
【9.11陰謀否定派からの反論がない】
 私も専門家ではないので、この意見が本当に正しいのかどうかよくわかりません。
 
 しかし「間違っている」と思うのなら、奥菜秀次も、マーク・ロイゼアックスも、鈴木すずきちも、なんらかの反論を入れているはずです。
 
 しかし、奥菜秀次の〈陰謀論の罠〉には、反論らしきものは一切書かれていませんでした。
 
 これで9.11陰謀否定派が、都合の悪い事実を無視し、都合のいいことだけを言っていることがわかると思います。
 
【まとめ】
 ●ツインタワーを爆破解体することは、2000ポンドのRDXで充分可能である。
 


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