そこで、我がFC東京の去就状況を暫定ではありますが、まとめておきたいと思います。
◇◇◇
○:契約更新
▲:復帰
◎:新加入
【FW】
渡邉千真 (→神戸:移籍濃厚)
エドゥー
平山相太○
林容平 ▲(←大分:期限付き移籍期間満了)
前田遼一◎(←磐田)
【MF】
高橋秀人
米本拓司○
三田啓貴
梶山陽平○
武藤嘉紀○
河野広貴○
石川直宏○
平岡翼 ○
羽生直剛
野澤英之○
東慶悟 ○
中島翔哉○
佐々木渉◎(←FC東京U-18)
橋本拳人▲(←熊本:期限付き移籍期間満了)
【DF】
徳永悠平○
森重真人○
太田宏介○
吉本一謙○
カニーニ
椋原健太
松田陸 ○
小川諒也◎(←流通経済大学付属柏)
丸山祐市▲(←湘南:期限付き移籍期間満了)
奈良竜樹◎(←札幌:期限付き移籍)
【GK】
権田修一○
圍謙太朗○
≪移籍≫
【DF】
加賀健一(→浦和)
【GK】
廣永遼太郎(→広島)
塩田仁史(→大宮)
◇◇◇
エドゥー、カニーニの両外国人選手の動向などがまだ不明ですが、今季の中心選手の多くが来季もFC東京のユニフォームを着てプレーすることとなりました。
新たに加入したなかでも、大きなトピックとなるのは磐田から前田を獲得したことでしょう。元日本代表のストライカーは若さはないですが、J1での通算得点記録の更新を狙っているでしょうし、今季J2でも17得点を挙げていますから、大きな力になることは間違いありません。
その代わり、渡邉千真が神戸へ移籍となりそうです。今季は僅か3得点、不慣れなポジションでのプレーもあり、不完全燃焼だったゆえ、新天地で気分を変えて……というのは、彼にとってプラスに働くのではないでしょうか。2013年はJリーグで17得点を記録し、波に乗れば爆発する力を持っているので、もし神戸に移籍となれば、怖い存在となるでしょう。
DFは湘南から丸山が復帰、札幌から奈良を期限付き移籍で獲得。丸山は湘南のJ1昇格に大いに貢献しましたし、奈良はU-18、U-19、U-21と日本代表に選出され、今季もJ2で32試合出場した札幌の中心選手。さらに、流通経済大柏から小川が加入。スピードのある加賀が浦和へ移籍してしまいましたが、しっかりとDF陣に層の厚さと競争をもたらすこととなりそうです。
一方、GKは手薄になっている状態。これまで長きに渡り主力で活躍するも、権田に続く第2GKが定位置となってしまっていた塩田が大宮へ移籍。選手会長だった廣永は今季富山へ期限付き移籍していましたが、完全移籍で広島へ。日本代表GK権田がいるなかで、1枠しかない正GKの争いはかなり厳しいところですが、権田の日本代表選出も予想されるなか、純粋に人数として二人では心許ないのは明らか。以前東京に所属していた甲府の荻へオファーという報道もありましたが、荻は甲府と契約を更新。若手や外国人を発掘するのか、他チームから獲るのか、まだ情報は伝わってきてないようです。名前のあるところでは、大宮の北野や江角、湘南の(元東京の)阿部、松本の野澤などが未確定のようですが、権田を脅かす存在となるかというともう一つでしょうか。とはいえ、GK補強は必須ですので、早い段階での決定を望みたいところです。
欲を言えば、エドゥー更新、千真移籍と踏まえても、もう一人前線の層を厚くしたい気も。平山が万全の状態でスタート出来るかわからないことも考えると、エドゥー、前田、平山、林に外国人が加わるとさらに強さが増すのではないかと。もちろん、今季はMF登録の武藤がいるので、武藤を含めればFWは5人となるのですが、怪我などのことも考えると、プラス1枚は充分に有効なものだと考えます。
いましばらく続報を待つことにしましょう。
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