だが、試合が始まると、ピッチ上に砂が風に舞って視界不良、観戦していても顔や身体にモロ砂をかぶるという状況に。そんななかで千葉サポーターが“俺たちのホコリ! ジェフユナイテッド! 何も恐れずに 共に戦おう”なんてチャントを歌うものだから、千葉サポーターはいつもこのように舞い込んでくる埃に対して共に戦おうと鼓舞しているのか? なんて思ってしまったり(ウソ)。試合終了後は顔がべとつき、手を洗ったら洗面台に茶色の水が流れるくらいの砂塵でした。写真が何だかもやっとしているのは、カメラの精度ではなく砂塵のせいですので悪しからず。
試合は共にそれほど多くはなかった決定機を決められずにスコアレスドロー。福岡は駒野から坂田の元FC東京ホットラインもありましたが、何といってもウェリントンに当ててというサッカー。かなり厳しいマークがついていてもしっかりとボールを収めてしまうのはさすが。分かっていても高さでも負けないし、ボールもなかなか奪われない。福岡の攻撃自体はなにかこれぞ首位というような強さは感じないのだが、ウェリントンが競ったボールを駒野に回して、駒野がクロスというような形で点をスルスルっと獲っていく感じか。効率がいい攻撃がここまではハマっているのだろう。
千葉は指宿は収められるし、清武も個人技などで相手を翻弄、町田がボールを散らすなど攻撃の形という意味では福岡より良かった。だが、肝心なところでの精度はまだまだ不安定。今回はGKは山本海人がスタメンだったのだが、これが当たり。何回かビッグセーヴでゴールを割らせず、勝ち点1の積み上げに貢献。このパフォーマンスなら次節もスタメン起用となるだろう。それと、船山頑張れ。とにかく頑張れ。
あとは、岩下はやっぱり岩下だった。
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【明治安田生命J2リーグ戦 第18節】
2017年06月10日(土)13:03 試合開始 フクダ電子アリーナ
入場者数 10,497人
天候 晴 / 気温 28.9℃ / 湿度 44%
主審 井上知大 / 副審 林可人、細尾基 / 4審 松澤慶和
千 葉 0(0-0 / 0-0)0 福 岡
≪得点≫
(千):
(福):
〈千 葉〉
≪スターティングメンバー≫
GK 29 山本海人
DF 06 山本真希
DF 26 岡野 洵
DF 03 近藤直也
DF 28 乾 貴哉
MF 07 佐藤勇人
MF 10 町田也真人 → キム・ボムヨン(79分)
MF 32 髙橋壱晟 → 熊谷アンドリュー(71分)
FW 50 指宿洋史
FW 08 清武功暉
FW 11 船山貴之 → 菅嶋弘希(67分)
≪サブスティテューション≫
GK 23 佐藤優也
DF 20 若狭大志
DF 37 キム・ボムヨン
MF 14 アランダ
MF 15 熊谷アンドリュー
FW 16 菅嶋弘希
FW 09 ラリベイ
≪マネージャー≫
フアン・エスナイデル
〈福 岡〉
≪スターティングメンバー≫
GK 25 兼田亜季重
DF 03 駒野友一
DF 18 亀川諒史
DF 05 實藤友紀
DF 36 岩下敬輔
MF 14 冨安健洋
MF 07 三門雄大
MF 33 山瀬功治 → 末吉隼也(90分)
MF 11 坂田大輔 → 松田 力(69分)
FW 21 ウィリアン・ポッピ → 城後 寿(75分)
FW 17 ウェリントン
≪サブスティテューション≫
GK 31 山ノ井拓己
DF 19 堤 俊輔
DF 22 中村北斗
MF 10 城後 寿
MF 15 末吉隼也
FW 16 石津大介
FW 08 松田 力
≪マネージャー≫
井原 正巳
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