2022年1月18日午後
電車とバスを乗り継ぎ、約1時間30分
初めてT病院で診察を受けます。
1階受付フロアに入ると、広々としていて、ソファの配置なども素敵でした。
地元のクリニックもそうでしたが、病院の清潔感とくつろげそうな環境は
患者にとって心の安らぎです。
コロナ渦のせいか、人はややまばらで空いていました。
総合受付に紹介状を提出した後、外科・乳腺科の受付へ。
待つ時間も少なく、名前を呼ばれました。
手術をしてくださる主治医と初めての対面。
待つ間に掲示板をみていたら、医科部長という立派な肩書の先生でした。
スマートな印象。
話し方は落ち着きがあり必要最低限のことを手短かに話される感じ
さっぱりしています。
これからよろしくお願いいたします。
診断は、クリニックでお聞きしたものと変わりありませんでした。
というよりは、クリニックの先生と診断を共有してくださっていたことがわかりました。
午前中に時間をとって私の検査結果や画像一式をみてくださっていた
そのスピード感が、ありがたかったです。
早速、先生から提示された治療計画は次のとおり。
・温存手術
・手術は最短の予約で2月14日
・入院は前日から2泊3日
・今日からホルモン剤開始。5年間。
・3月に放射線治療を開始。5日×5週間。地元のM病院でよい。
・その後の経過観察は地元のこれまでのクリニックでよい。
異存ございません!
2泊3日にも、今日からホルモン剤開始ということにも驚きましたが
何より、温存と明確に言われて、また抗がん剤もなしとわかり
ほっとして、緊張していた力が一気に抜けました。
乳がんになってしまって、早めに見つけることもできなかったけれど
たくさんのもっと深刻な病状の人たちがいる中で
私は幸せな方なんだ、と思えました。
病院選定時、私は独自ネット調査で
このT病院が、いち早く温存手術を取り入れ推進してきた病院と知っていました。
いくら年をとっていても、大事な胸を残したい
できるものなら温存したいと強く思っていたのでした。
他の病院でも同じだったとは思いますが、すぐに温存、と言っていただけた
この病院を選んでよかったと思いました。
診察後、医療ソーシャルワーカーの方との面談がありました。
ご自分でも乳がんを患ったことのある女性。
仕事や家族のことについてヒアリングがあり、
ホルモン剤の副作用のことや高額療養費申請について教えていただきました。
心配なことがあれば、いつでも電話くださいと言われて、心強いです。
次回は、2月1週目に2回目の診察とPCR検査。
手術までの注意点は、コロナの感染対策のみとのこと。
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