ツェルニーで両手ユニゾンを揃えることが目下の課題です。
ツェルニー40番 No.25
主にスケール連続の曲。
左薬指を痛めて以降、薬指のモタつく感が不安の源でもあるのですが
左薬指の腫れは引かないものの痛み自体はかなり改善してきたので
たとえ速く弾けなくても、転ばずにぴったり揃えて弾けるようになりたいのです。
振り返るとツェルニーNo.12でもアルペジオの両手ユニゾンがありました。
この時は、揃わないとの指摘もなく、特に難航した記憶もありません。
指を痛める前だったせいかもしれませんが
おそらく、スケールのユニゾンの方が単純だけど難しいのかな。
先日、参加している地元の小さなピアノサークルにて
練習方法を相談してみようと思ってツェルニーの話題を出したところ
なんと、レッスンでツェルニーを弾いているのは私だけでした。
定番のひとつと思っていたら・・実は少数派 !?
相談する人もいないので自己解決せねば。
先生からの指示通り、暗譜して耳で聴きながらチェックをしています。
私の危惧していた暗譜は簡単でした。両手ユニゾンだから当然か・・
簡単でないのは、相変わらず、聴いても揃っていない箇所がよくわからないこと。
(ほぼ致命的)
顕著に揃わないところだけはわかるので、まずはここを攻略していきます。
揃わない周辺の左手をリズム変更と軽いスタッカートで部分練習。


さらに、これまでは
拍の先頭、つまり16分音符の4つごとの先頭にややアクセントをつけて
そのタイミングで両手を合わせることを意識していましたが
これをやめて
拍の先頭だけでなく16分音符全ての音にアクセントをつけるようにして
1音ごとに合わせることを意識して弾くようにしました。
すると何となくぴったり合うような気がします。
完全な自己流。
なめらかさはなくなりますが、気にせずゆっくりめに全ての音をキビキビと弾きます。
練習時は、これ以上関節を傷めないよう、左薬指にテーピングをしています。
テープはいろいろ試して一番良かったやや厚めの弾力のある柔らかいものを
引っ張らないように1周巻いています。
弾力のない薄いテープだと指が動かしにくくなって弾けません。
かといってテーピングしないでツェルニーを弾くと、左薬指が痛ダルくなります。
何10年もピアノに触らない時期もあったから、弱い薬指周りがモタつくのも仕方ないし
指を痛めた影響でモタつくのも、また然り。
できる範囲で地道に、ほどほどに、練習することにしました。
毎日、リズムを変えたりアクセントをつけまくって弾いていたら
左手がやや力強くなったような気もして、地道な練習、新鮮で楽しいです。