次のピアノレッスンまでいつもより間があるので
ほぼ4日間、弾きたい気持をぐっと抑えて
左手薬指を休めていました。
ちょうど、習っている太極拳の検定試験が昨日でした。
そのため、この4日間は
ピアノの部屋で太極拳の練習に励んでいました。
家族に「検定試験て、別に受からなくてもいいんでしょ?」
と言われてもへこたれず
試験官たちの前で、太極拳の美しい動きと技を披露して
合格してステップアップするため
練習、頑張りました。
そんな試験も無事終わって
今日はやや放心状態。
ちなみに、私の中ではピアノの方が太極拳より位置づけは格段に上です。
久しぶりにピアノを開けて弾いてみると
左手薬指は腫れたままですが
痛むことなく
ミスタッチ量産しながらも
「月の光」を弾くことができました。
ほとんどの部分が p か pp のせいだとは思います。
でも、左手の親指の次に薬指を打鍵するアルペジオのところで
1週間前に感じた違和感もありません。
このまま治りますように!
とりあえずあと1週間、ツェルニーは弾かず
指に優しい「月の光」に集中するつもりです。
そして
指のためにも
効率的な練習をしよう、と決意しました。
私の通常の練習方法は
ほぼどんな曲でもはじめから、
(はじめのうちは、たどたどしく)通して弾くのを繰り返します。
部分練習は最低限。
練習を開始する段階では、
まずは通して弾いてみよう
そのあと、できないところの部分練習をしよう、と思うこともあります。
が、終わりまで弾くと
できなかった箇所が複数あるのでどこだったかわからなくなり
やっぱりもう一度、初めから弾き直してしまう。
その繰り返し。
だんだん間違いは減ってくるけれど
非効率で
頭悪いな、
と自分でも思います。
問題は
苦手だったり、きれいに弾けなくてモヤモヤする部分があっても
放置してしまうこと。
例えば、
・中間部直前の分散和音など、2,3回に1回くらい失敗するところがある。
そのうちできると思っていて、実際には失敗を繰り返す。
・中間部の終盤では
(おこがましくも)気に入らないフレーズがあって
なぜかきれいに弾けない。
・先生の演奏と自分の演奏の聴こえ方が違うところがある。
これまで、聴こえ方が違えば原因はすぐわかったのに
今回わからない。
今週の目標は
通して弾くのではなく
これまで放置してきた
気になるところ、苦手なところの「部分練習と研究」です。