寒さの中、ポケットにカイロ2つをしのばせて手を温めながら
ピアノレッスンに行ってきました。
ツェルニーショックでザワザワした気持ちがまだ冷めやりません。
【ツェルニー40-No.25】 2回目
合格は程遠く
前回に続いて「両手ユニゾンが揃っていない」と指摘されました。
2週間練習したのに、修正できていません。
何より自分で認識できていない、気づかないことが危機的です。
一度通したあと、スケールの折り返しのところなど、揃わないところがたくさんある、
最も目立つのが次の青い部分、と言われました。

この部分を左手だけで弾いてみて、と言われて弾きはじめると
「ほら、左手薬指の次の音が滑っていますね」とのこと。
直すようにと言われたのですが、
自分では滑っているのがあまりよくわからないのです。
何とか粒を揃えるよう注意して再度弾いて、その場はやり過ごしました。
「楽譜をみて弾くから、目視に集中してしまう。
耳だけに神経を集中させるために
はじめから、8小節くらいづつに区切って暗譜して、
鍵盤をみて弾いて、音を良く聞いて直してください」
と宿題を出されました。
ツェルニーで暗譜(全曲)を指示されるなんて前代未聞。
左手だけ練習した方がよいか質問したら、
「いや、両手で弾いて良く聴いて直すしかないでしょう」
最悪かつ危機的状況。
やるしかないけど、私は自分の耳が信用ならないので不安ばかりなのです。
【間奏曲118-2】8回目
こちらは、やっと合格。
何度か途中で止められて
「ブラームスらしい重厚な音がでていない。はじめから弾き直して」
「左手3連符はもっと弱く。繰返しのところから弾き直して」
というシーンがあって、
この時点であきらめかけました。
特に「重厚な音が出てない」という指摘には心当たりがありました。
はじめのフレーズを p で優しく響かせようと意識したあまり
p と言えども鍵盤の奥まで届く深い音を出せていなかったのです。
p と言えども鍵盤の奥まで届く深い音を出せていなかったのです。
改めて弾き直すと何とか持ち直して
最後に「いいじゃないですか、良くなりましたよ」と言われました。
絶対的な合格というよりは、自分比で良くなったという相対的な合格。
次の「献呈」もロマン派の歌う曲で共通点があるし、いいですね
と言っていただき、ツェルニーでへこたれた気持がほんの少し持ち直しました。
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